中国文学に関する事項を概観する必修科目です。 中国の文学はどのように発生したのか。 文学は歴史を通じてどのように展開していっ たのか。 これらの問いから出発し、 テーマにはどのようなものがあるのか、 文学を担っ たのはどんな人たちだったのか等について幅広く学び、 4年間の学修の基礎を養います。 中国語運用能力の養成のための基礎となる授業です。週2回、半期で中国語の発音、基本的文法を学びます。また暗唱の時間を設け、よく使うフレーズを覚えながら、同時に発音練習に役立ちます。その際、担当教員が1人1人の発音を丁寧に直していきます。 中国古典の読解力を養成します。漢文基本構造・句法や古語文法、解釈法などを学びます。この授業で読解力を身につけ、漢文が強みになった国語の教員になった学生もいます。 パソコンを用いた電子情報編集の基礎を学び、中国語文字入力・縦書き文書作成方法、レポート作成を学びます。さらに、中国文学関連(日本語・中国語)の検索方法など、漢字文化圏について学ぶ際に有用なコンピュータ技術を身につけます。 日本でも有名な李白・杜甫などの唐代の詩人や宋代の詩人の詩歌作品を学んでいきます。唐代・宋代の詩歌作品は近体詩と呼ばれ、中国文学の精華です。有名な作品を精選し、読解・鑑賞する方法を学んでいきます。 4年間の学修の集大成である「卒業論文」を作成するための授業です。3年次前期に「卒業論文Ⅰ」を履修し、テーマを決めます。3年次後期で「卒業論文Ⅱ」を履修し、「中国学応用演習Ⅰ~Ⅲ」とともに1年半をかけて卒業論文の準備・執筆を行います。 1年次後期に「中国思想入門」を、2年次以降に「中国思想と学術Ⅰ~Ⅲ」「中国思想と時代Ⅰ~Ⅲ」「中国の思想と伝統Ⅰ~Ⅲ」などを履修します。中国の思想だけではなく、歴史、宗教など幅広く学びます。 2年次以降に「中国文学と感性Ⅰ~Ⅲ」「中国文学と表現Ⅰ~Ⅲ」「中国文学と時代Ⅰ~Ⅲ」などを履修します。内容は、小説や散文などの古典文学から現代文学、伝統芸能と多彩な内容です。教職や大学院進学にも対応できます。中国文学入門中国語基礎演習中国古典読法基礎中国古典読法Ⅰ・Ⅱ漢字情報処理Ⅰ・Ⅱ中国古典詩講読卒業論文Ⅰ文学の深い探究先人の足跡を辿る6中国を深く研究し、知性と感性を磨く文学研究プログラム授 業 紹 介※一例です思想総合プログラム4つのプログラム選択
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