國學院大學文学部 外国語文化学科 ガイドブック
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専門領域専門領域中国近現代文学中国近現代文学中国社会文化論中国社会文化論専門領域専門領域20世紀フランス文学20世紀フランス文学専門領域専門領域日本文学、翻訳論日本文学、翻訳論専門領域専門領域論理学、英米哲学論理学、英米哲学認知科学認知科学専門領域専門領域教育哲学、教育思想史教育哲学、教育思想史カリキュラム論カリキュラム論専門領域専門領域現代中国語学現代中国語学白井 重範白井 重範SHIRAI ShigenoriSHIRAI Shigenori進藤 久乃進藤 久乃SHINDO HisanoSHINDO HisanoスピアーズスピアーズスコットスコットSPEARS ScottSPEARS Scott高橋 昌一郎高橋 昌一郎TAKAHASHI ShoichiroTAKAHASHI Shoichiro髙屋 景一髙屋 景一TAKAYA KeiichiTAKAYA Keiichi針谷 壮一針谷 壮一HARIGAYA SouichiHARIGAYA Souichi13 研究対象は20世紀の中国語小説ですが、中国の社会と文化全般に関心を持っています。中国語を学べば、中国語圏のたくさんの人々と交流できるようになります。文学作品に触れれば、昔の人々とも時空を超えた対話が可能です。中国社会の仕組みを知れば、日本のことが少し客観的に見えてきます。自分の世界が広がっていく知的興奮を、みなさんも存分に味わってください。 フランス語関連科目を担当します。専門分野は20世紀フランス文学で、とりわけシュルレアリスムと呼ばれる芸術運動を中心に研究しています。近現代フランスにおける文学と美術の関わりについても勉強を続けています。 新しい語学を学ぶことで、新しい世界が見えてきます。どんなことでも「面白い」と思ったらその気持ちを大切にして、回り道を恐れずに進んでください。 アメリカの会社採用面接でよく聞かれる質問の中に「5年後、そして10年後、君は何がやっていたいのか」というのがあります。大学に入る時も、それを自分に問うてみてほしいと思います。それをすることで、これからの大学での勉強をどうしていくべきかが見えてくると思うからです。もちろん、そのやりたい「何か」が変わることもあります。しかし、将来の自分を描いてみることは、大学での時間を有効に使う最もよい第一歩になると私は思います。 主として「論理的思考」・「情報文化論」・「比較文化論」・「ディベート」などに関わる科目を担当しています。主要著書は『理性の限界』『知性の限界』『感性の限界』『フォン・ノイマンの哲学』『ゲーデルの哲学』(講談社現代新書)『東大生の論理』(ちくま新書)『20世紀論争史』『自己分析論』『反オカルト論』(光文社新書)『愛の論理学』(角川新書)『小林秀雄の哲学』(朝日新書)『哲学ディベート』(NHKブックス)『ノイマン・ゲーデル・チューリング』(筑摩選書)など。よろしく! 大学は勉強をするところです。でも、その勉強を、何らかの目的を達成するための単なる手段だと思うと、苦しみを耐え忍ぶことに意義があるかのように、堅く考えがちになります。それよりも、勉強の過程そのものを楽しめるよう、ちょっと工夫してみてください。大学というのは、そのようにして楽しむことが許される貴重な場であり、人生の一時期です。テスト対策のような「お勉強」だけが勉強ではありません。自分の視野を広げたり人生を豊かにしてくれそうなことを積極的に探し、挑戦して、何よりそれを楽しんでください。 中国語を担当しています。18歳から中国語を学び始め、20代のときに北京に留学しました。ときどき中国の各地をぶらりと訪れ、街を散策するのが楽しみです。外国語を学ぶと、日本語や英語に「似ているなあ」と感じることもあれば「全く違う」と感じることもあります。世界は新鮮な発見に満ちています。言葉のおもしろさを、みなさんといっしょに考えていきましょう。

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