國學院大學文学部 外国語文化学科 ガイドブック
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専門領域専門領域19世紀末アメリカ文学19世紀末アメリカ文学批評理論批評理論専門領域専門領域教育心理学教育心理学専門領域専門領域英文学、教育・医療催眠英文学、教育・医療催眠専門領域専門領域理論言語学、生物言語学、理論言語学、生物言語学、統辞論統辞論専門領域専門領域英語、英米文学・文化英語、英米文学・文化翻訳翻訳福井 崇史福井 崇史FUKUI TakashiFUKUI Takashi深谷 優子深谷 優子FUKAYA YukoFUKAYA Yuko藤野 敬介藤野 敬介FUJINO KeisukeFUJINO Keisuke水口 学水口 学MIZUGUCHI ManabuMIZUGUCHI Manabu山西 治男山西 治男YAMANISHI HaruoYAMANISHI Haruo14 学生の皆さんには、「疑う能力」を身に付けてほしいと考えています。みだりに疑うことは好ましくないのは確かですが、この能力がなければ、人間は良くも悪くもここまで進化/進歩しなかったであろうことも、また確かでしょう。健全に、あるいは知的に疑い、それに対する答えを発見する――「あ、やっぱりそうだった」/「あ、そうじゃなかった」。色んなものにダマされないように、大学在学中にそんな練習をしてみるのも、無駄にはならないと思いますよ。ではまず手始めに、私のこのメッセージから疑ってみては? 教職課程科目を担当します。専門は教育心理学で、読解や作文、読書などの教授学習の研究をしています。当然ですが、人は知らないものには興味も欲ももてません。知ること、経験することで皆さんの世界は確実に広がります。また、できなかったことも練習してうまくできるようになると、うれしくてもっと究めたくなるでしょう。学ぶことは自分の可能性を拓くこと。ぜひ何事にも挑戦してみてください。 英語に限らず、学問を修得するためには、毎日少しずつでもよいので、コツコツと学び続けることが必要です。残念ながら、それ以外の道は存在しません。それゆえに、英語教員としての私の仕事は、学生の皆さんが日々の学修のモチベーションを維持するためのお手伝いをすることにあると考えています。大変地道な道ではありますが、得ることのできるものは途方もなく大きなものです。一緒に頑張りましょう! 言葉を習得するには、言語の仕組みを理解することがとても大切です。それを研究する分野に言語学があり、私は英語などの個別言語を通して言語の仕組みや本質を解明し、母語の習得や言葉の産出・理解を可能にしているヒト固有の言語能力を明らかにしようとしています。担当する英米語概論や英文法、そして英語科目を通して、言語研究の面白さや言葉の不思議を伝えていければと思っています。 関心があるのは、主としてアメリカのこと、アメリカ文学や文化です。また、翻訳の仕事も多少やっています。「世の中に知らなくていいことは、一つもない」をモットーに、いまだに様々なことを勉強し続けていますが、学生のみなさんも、どうぞ自分で「限界」を設けず、なんでも貪欲に学びましょう。

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