國學院大學文学部 ガイドブック 史学科
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教員紹介教員からのメッセージ11チームワークでのぞむ発掘調査仲間との距離がぐっと縮まり考古学の魅力に引き込まれる。教 授 谷口 康浩教 授 青木 敬助 手 松本 耕作 考古学コースでは、「考古学実習Ⅰ・Ⅱ」を開講しており、夏季休暇中に発掘調査を実施します。前期の「考古学調査法Ⅰ」で発掘調査に必要なスキルを習得します。はじめは学生も手探りの状態です。ところが、発掘調査は10日前後寝食を共にし、日夜調査と記録に明け暮れる毎日を過て、教員・大学院生・学部生の距離はぐっと縮まり、一体感が生まれます。夏の発掘調査を経験して、本格的に考古学の世界へ足を踏み入れて、後期になると授業への参加がより積極的かつ意欲的に取り組むなど、学生の姿勢が大きく変化します。  後期の「考古学調査法Ⅱ」でおこなう発掘調査報告書の作成は、時間がかかります。授業時のみならず空きコマも利用して、時には夜遅くまで作業に取り組むことも少なくありません。それでも、途中で離脱する学生はほぼ皆無です。参加した学生が考古学の魅力に引き込まれ、一体感が生み出すチームワークによって発掘調査報告書の刊行まで達成できるのだと思います。言葉を換えれば、考古学は人を育てる学問でもあるのです。開講講座も充実した考古学コースで学んでみませんか。氏 名専門分野/主な研究テーマ先史考古学/縄文時代の考古学、縄文文化の起源の探求歴史考古学/古墳時代・古代の考古学、東アジアの都城と墳墓・寺院先史考古学/縄文時代の考古学Taniguchi YasuhiroAoki TakashiMatsumoto Kousaku青木 敬 教授

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