概 要教員紹介博物館学 課程16・内川隆志教授 ・山本哲也教授・池田榮史兼担教授 ・深澤太郎兼担教授歴史ある博物館学講座。理論と実践でミュージアムを深く学び、学芸員資格を取得する教 授 内川 隆志教 授 山本 哲也助 手 伊東 俊祐Ito Shunsuke 学芸員資格の取得には、博物館法の規定により国家試験か大学での単位修得の2方法があります。本学での単位修得は、博物館法施行規則に定める生涯学習概論、博物館概論、博物館資料論、博物館資料保存論、博物館展示論、博物館教育論、博物館経営論、博物館情報・メディア論(以上2単位)、博物館実習(3単位)の9科目19単位の履修が必要となります。学内実習と見学実習で構成されています。学内実習は、春期・夏期集中講座として実施しており、主に人文系資料に関する知識とその扱い、展示・教育普及の実務に関する技術の修得を目的としています。見学実習は、1泊2日で関東近隣の博物館や美術館を見学することで、実際の現場における活動や管理状況を把握することを目的としています。氏 名専門分野/主な研究テーマ博物館学/博物館学史、博物館資料論、文化財保護史博物館学/博物館史、博物館学史、博物館教育、バリアフリー・ミュージアムマネジメント博物館学/博物館社会史、博物館教育学、ミュージアムスタディーズの博物館学をより専門的に学べる博物館学コース(修士・博士)を設置しています。本コースでは、博物館学の論理に関する知識の修得や研究能力を培うための演習・講義に加え、学芸員養成の延長線上としてもより臨床的な実習を開講しており、國學院大學博物館をはじめ現場での実務実習を実施しています。修了後は、学芸員や研究者の道に進んだ人もいます。大学院での博物館学コース大学院文学研究科史学専攻に、学問としてUchikawa TakashiYamamoto Tetsuya 学芸員は、社会教育・生涯学習や文化芸術の推進という公共的な役割を担うミュージアムの中心となって、資料の収集・保管・調査研究・展示・教育普及というプロセスを通してあらゆる人々に還元し、包摂性、多様性と持続可能な社会を育んでゆくスペシャリストです。 本学の博物館学講座は、1951年に公布された博物館法に基づいて1957年に開講され、60有余年の歴史があります。この間、本学が専門とする学問領域と整合した人文系のミュージアム(主に考古・歴史・民俗・美術・文学)を視野に入れていく中で、およそ7000名に及ぶ有資格者を輩出し、現在も多くの卒業生が学芸員として活躍しています。本講座では、そうした実践や研究の蓄積を土台に、21世紀の社会にも関心を向けながら、次世代のミュージアムを担う人材の育成を目指していきます。主な授業博物館実習A・B(3単位)博物館実習A・B博物館実習A・B学芸員は、収集した史・資料を研究し、守り、伝え、未来へとつなぐ。もっともっと、アクティブなミュージアムへ
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