19膨大な蔵書から新しい歴史をみつけよう日本の伝統文化の奥深さを膨大な実物資料で実感する 1882年に創立されて以来、國學院大學では日本の伝統文化を明らかにするためにさまざまな研究を行ってきました。この研究の基礎資料として威力を発揮してきたのが、図書館に納められている膨大な書籍類と考古資料・神道資料など、大学が所蔵する実物資料です。これらの実物資料を、展示しているのが、國學院大學博物館です。 ここでは、校史・考古・神道という三本柱のテーマによる展示を行っています。いずれも國學院大學が長年研究してきた国学の基礎となるもので、日本の伝統文化を理解するうえで、きわめて貴重な資料です。 夏期・冬季休暇や展示替えの休館以外は、日曜日も含め自由に見学できますので、より多くの方にご覧いただき、勉学の手助けにしていただくとともに、日本の伝統文化の奥深さを実感していただければと思います。学内施設紹介 本学の図書館は、半世紀あまり利用された旧館の閉鎖にともない、2008年に学術メディアセンター(AMC:Academic Media Center)内にリニューアルオープンしました。2階・3階には開架スペース、参考図書室、グループ学習があり、1階・地下2階部分には日本有数の収蔵能力をもつ書庫が設置されています。 國學院大學の長い歴史ともに歩んできた図書館は、勉強に励むにふさわしい落ち着いた環境を整えています。歴史・文学・宗教など人文学研究の専門書も□っていて、みなさんの4年間の勉強や卒業論文研究を支えてくれることでしょう。 リニューアルとともに、オンラインによる書誌情報、アーカイブス、外部データベースへのアクセスも容易になりました。また、本学は8大学による「山手線沿線私立大学図書館コンソーシアム」、13大学による「横浜市内大学図書館コンソーシアム」に加盟しています。これらのネットワークを最大限に活用しながら、新しい研究を進めることもできます。國學院大學図書館國學院大學博物館
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