哲学の勉強の仕方について哲学的に考えることを試み ます。「私はなぜ哲学科の教員/学生になったのか」「大学での勉強は高校までの勉強とどう違うのか」「本・論文をどう読むか」「論文とは日記や小説とは違うどんな文章か」「哲学的ってどういうことか」「私の哲学というものがあるのか-カントの哲学があるように」「哲学史とどうつきあうか」「哲学と科学、芸術、宗教の関係はどうなっているのか」といった問いについて、教員が書いた文章を事前に読み、それに対するレスポンスを(20人前後の)受講生が書いてきて、みんなで披露し合い議論します。本を読み文章を書くことに対するハードルを下げること、そして哲学の勉強が愉しくなることが目標です。海外でも評価の高い日本の美術、その魅力はいったいどこにあるのでしょう。この講義は、日本の美術や伝統文化に興味を持ち、それらを「見たい・知りたい・楽しみたい!」と感じる受講生に向けた授業です。「浮世絵とメディア」 「アニメーションや漫画の源流」「美術と国際交流」「展覧会の現在」などの身近な観点から、その特質に迫ります。授業の前半はテキストや レジュメを用いた基礎学習、後半はパワーポイント等の ビジュアル機器を活用した 応用学習になります。簡単な工作も交えて体感的に学びますので、ご一緒に日本美術の豊かな世界を楽しみましょう。基礎演習Ⅰ A日本美術史基礎演習の授業風景日本美術史の授業風景参考図:三代歌川豊国「今様押絵鏡 大原武松」万延6年(1860)(架蔵)担当教員: 藤野 寛担当教員: 藤澤 紫
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