國學院大學 神道文化学部 令和7(2025)年度 ガイドブック
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学友とともに充実した学生生活を過ごそう神職としての矜持が持てる未来をめざして12 千葉県市川市で代々神職を務めてきた家に、次女として生まれました。幼い頃から神社の杜が遊び場で、身近な存在だったこともあり、自然とより深く神道を学びたいと思うようになりました。そして、國學院大學の文学部神道学科、さらに大学院へと進学しました。 4年間の学部での生活で、特に印象深い思い出は、同じ志を持つ仲間と全国の神社を参拝し、その歴史や文化に触れることで生じた興味や疑問などを、共に調べ、語り合ったことです。また、調べていく過程で先生とも密に話し合い、助言をもらいながら学びを深めていきました。 このような、何物にも代え難い貴重な経験こそが、私の研究の出発点となりました。 皆さんも素晴らしい環境の整った本学で、学友と互いに切磋琢磨して様々な事を学んで下さい。 私はいわゆる社家ではありませんが、神職が奉仕する祭祀の実践規範ともいうべき祭式を教えています。 私のもとで祭式を学ぼうとする者は、わが国の歴史と祭祀の意義を深く学び、大きな使命感と信念を培い、あらゆる作法を正しく修め、仲間と切磋琢磨し、以て謙虚な精神と慎ましい行動を身につけてもらいたいと切に願っております。令和7年度担当科目 神道史学演習Ⅰ・Ⅱ 神社祭式概論Ⅰ・Ⅱ神道文化演習 神道文化基礎演習神社祭祀演習Ⅰ 神社祭祀演習ⅢA神社祭式同行事作法Ⅰ(別科)神道史学演習テーマ 「四季の祭りを学ぶ」出身地千葉県市川市専攻領域古代・中世神道史、祭祀学最終学歴國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程修了学位博士(神道学)所属学会神道宗教学会 日本宗教学会 「宗教と社会」学会主な著書・論文「神社年中行事形成の淵源」(『國學院雑誌』第123巻第12号、令和4年)「神社年中行事の形成背景―節日神事を中心に―」 (『國學院雑誌』第122巻第10号、令和3年)「神社年中行事の形成と意義―賀茂別雷神社と春日社を事例に―」 (『神道宗教』263号、令和3年)「国家節会から神社年中行事へ―五月五日行事を事例として―」 (『神道宗教』第246号、平成29年)『房総の伊勢信仰』(共著・雄山閣、平成25年)令和7年度担当科目 神社祭式概論Ⅰ・Ⅱ 祝詞作文Ⅰ・Ⅱ神社祭祀演習Ⅱ・ⅢB 神社祭式特論祭祀演習Ⅰ・Ⅱ(専攻科)出身地□城県水戸市専攻領域祭式最終学歴國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期単位取得学位博士(神道学)所属学会神道宗教学会主な著書・論文『近代祭式と六人部是香』(弘文堂、平成24年)『近代の神道と社会』〈共著〉(弘文堂、令和2年)准教授准教授鈴木 聡子 SUZUKI Satoko星野 光樹 HOSHINO Mitsushige

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