2神道文化学部の教育研究上の目的ディプロマ・ポリシーディプロポリシ 神道文化学部は、神道を中心とする日本の伝統文化の理解及び修習並びに内外の諸宗教及び関連する宗教文化の分析と比較を通して、国際化され情報化された現代社会の発展に寄与し社会の健全な形成に貢献する人材を育成することを目的とする。神道文化学部の正課の教育では、日本に根差した文化を学ぶ機会を設けています 神道文化学部(神道文化学科)は、学生が学部の専門教育において到達すべき教育目標を以下のように定めます。A知識・技能 (DP-A1)神道を中心とする日本の伝統文化と社会のあり方に関する基礎知識を身につけている。 (DP-A2)国内外の宗教文化に関する基礎知識を身につけている。 (DP-A3)神道文化や宗教文化および日本の伝統文化を社会の中で継承・展開するための知識・技能を身につけている。B思考力・判断力・表現力 (DP-B1)神道・宗教に関わる古典や資料の理解にもとづく思考力や判断力を身につけている。 (DP-B2)フィールドワークや実技・実習などによって、現代社会の諸事象を考察し、判断する力を身につけている。 (DP-B3)神道文化・宗教文化について身につけた知識・技能を文章・言語で表現できる。C主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度 (DP-C1)神道を中心とする日本の伝統文化を自ら協働して学ぼうとすることができる。 (DP-C2)国内外の宗教文化について多角的な視点から議論し協調することができる。 (DP-C3)多様な人々と協力しながら課題解決に取り組むことができる。 以上の教育目標を達成するために設けられた授業科目を履修して所定の単位を修得し、かつ、共通教育プログラムにおいて所定の単位を修得した者に、学位を授与します。「神道文化演習内での就職・奉職ガイダンス」「神道文化演習」 神道文化学部では、神道文化・宗教文化を学ぶことができます。日本の伝統文化の根幹として長い歴史を有する神道は、宗教であるとともに、ことさら「宗教」として意識されることの少ない生活規範や習俗・慣習でもあります。このような神道の二面性ないし両義性、さらには多様性を体系的に学ぶことが、学びの柱です。また、現在の世界において社会や政治などの大きな原動力となっている諸宗教の事情を多方面から検討し、宗教と各国におけるさまざまな文化との関わり方について広く学びます。 こうした学びを通じて、本学が建学の精神として掲げる「主体性を保持した寛容性と謙虚さの精神」を涵養します。現代社会に息づく日本の伝統文化を再認識しつつ、宗教への理解を深めることにより、価値観が混在する現代社会の諸課題に対応する力を身につけて、日本文化と異文化の「懸け橋」となり得る、創造力あふれる人材を育成します。Ⅰ理念と特色
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