試験HSKの最高級である6級を受験し、合格。さらに高得点を取得できるよう、今でも学習に勤しんでいます。私は神職課程での学びを経て、やはり日本文化に接する機会の多い仕事に就きたいと考えました。神職も視野に入れつつ、さまざまな業種を検討する中で、地域の文化を支える公務員に着目。最終的に林野庁に就職先を決めました。木は神職にとって身近な存在である一方で、日本の林業は担い手不足により業界の存続が危ぶまれています。木を守り・育てることで神道文化、ひいては日本文化を支えていきたいです。学部での学びと実際に神社に訪れた経験が自分の進路を大きく動かしました。留学や中国文学科で多くの知識や経験に触れ、自分にとっては当然でも他者にとっては当たり前でないことが多くあると気付きました。多様な人との交流は、想像以上の成長につながるので、後輩の皆さんにはぜひチャレンジしてほしいです。加藤根占016留学先の寮では、国籍が全く異なる8人のルームメートと生活し、異文化理解が深まった。自分を知る。
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