在学生インタビュー文学 埼玉県公立高等学校合格宮脇良日本の文学や文化を体系的に学ぶことで日本の本質に迫り、未来を探ります。広い視野と深い知識で国語の魅力を届ける教員へ文学部日本文学科4年[取材時]/埼玉県・私立叡明高等学校卒業国語の面白さを伝えられる教員になりたいという夢を実現するため、教職への就職率が高く、国語を本格的に学べる環境が整った國學院大學文学部日本文学科を志望しました。印象的だった講義は、本学の卒業生であり、教□をとったこともある研究者、折口信夫の学問について深く学ぶ「伝承文学講読Ⅰ・Ⅱ」です。彼の独自の考え方を通じて、文学や民間伝承に対する新たな視点を学び、今まで思っていた以上に広く豊かな世界に触れることができました。授業で得た視点を日常の中で活用し、地元の神社や寺院の文化的な背景を読み解く楽しさを知ったのも、この講義を履修していたおかげです。卒業後は国語科教員として埼玉県の県立高校への赴任が内定しています。本学で身に付けた広い視野と知識を活かし、生徒に国語の面白さを伝えるとともに、生きていく力となる国語力を習得できる授業を展開し、子どもたちと一緒に学び続ける教員を目指していきたいです。皇典講究所の伝統を引き継ぐ日本文学科は、古代から現在に至るまでの文学・言語・風俗習慣・儀礼などを研究する学科です。日本文化を総合的・体系的に捉え、古来の日本人の精神や文化を学び、生き方や創造の指針とすることを目指しています。1年次は基礎を幅広く学び、2年次から3つの専攻に分かれて専門性を高めます。また、3つの専攻とは別に、「日本語教育学」「国語教育学」「書道」の各領域を設置しており、3専攻のいずれかに属しつつ、目的に応じて履修し、教員免許取得や大学院進学につなげることもできます。他に、表現や創作に関わる内容を学ぶ「表現文化領域」も設置されています。また、図書館司書・学校図書館司書教諭の資格を取得するための課程も履修可能で、古典教育のスぺシャリストを目指す副専攻プログラム「古典教育研究」もあります。部日本文学科031学部サイト▼
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