部中国文学科在学生インタビュー文学 ANAエアポートサービス株式会社内定千葉花古典研究と現代中国語の習得を柱に、中国の文学と文化を探究します。言葉の一つひとつを追究し、学びへの意識が変わった文学部中国文学科4年[取材時]/埼玉県川口市立高等学校卒業漢文の学びに興味があり、中国古典の世界に触れてみたいという思いから中国文学科を志望。本学にはこの学びを深める環境が整っており、私にとって理想的な場所でした。特に印象に残っているのは「論語演習」の講義です。朱子たち儒学者が『論語』の一語一語に注釈を付け、深く考察を巡らせる姿勢や予想外の結論に驚きました。この講義で、学びの取り組み方にも変化が生まれ、単にテストや課題のためだけでなく、学ぶことそのものの大切さに気付くように。分からないことを辞書で調べる習慣が身に付き、その過程で辞書の奥深さを知ることができました。さらに、先生方の指導から礼節や物事への向き合い方を学び、人間的にも大きく成長できたと感じています。本学での学びは、専門知識だけでなく、自分を磨き続ける姿勢を身に付けさせてくれました。この経験を糧に、就職先でもお客様一人ひとりに寄り添い、新しい挑戦を続けていきたいと思っています。中国古典文学の研究を中心に、関連分野を幅広く学べる中国文学科は、「古典読解力」「中国語運用能力」「漢字情報処理能力」という3つの能力を育てることを柱に、世界に通じる人材の育成を目指しています。中学・高校国語科教員志望者を対象に古典教育のスぺシャリストを養成する副専攻「古典教育研究」プログラムなど、ニーズ別のプログラムも充実。2年次には、中国語教養プログラム選択者全員と、他のプログラム選択の希望者が、中国語圏の協定校に約5・6カ月間留学します(セメスター留学)。033学部サイト▼
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