部史学科在学生インタビュー文学 新潟県公立学校教員採用試験合格岩瀬駿佑教科書的な通説を疑い、史料や論文を検証して自分の力で歴史を読み解きます。國學院大學だからこそ気付けた、歴史学の魅力文学部史学科4年[取材時]/新潟県立村上高等学校卒業歴史の教員になる夢を叶えるため、日本史研究に定評があり教員輩出実績も豊富な史学科に進学しました。高校では世界史選択でしたが、せっかく國學院大學に入学したのだからと日本史学コースを選択。手塚雄太先生の「史料講読Ⅰ」では、くずし字を使った近現代の史料を読み解きながら、その内容や背景を考察しました。高校の教科書の元になる史料に触れたときには、歴史が単なる過去の記録ではなく、史料から導かれた考察の積み重ねであると知り、歴史学の奥深さに衝撃を受けました。貴重な史料を有し、経験豊富な先生方が多く在籍する國學院大學は、歴史を研究するうえで素晴らしい環境です。自分の興味・関心を追究する中で、新たな魅力を見出す研究の醍醐味を味わうことができました。卒業後は、自身が知った歴史の魅力を生徒たちに伝えるとともに、一緒に悩みに向き合いながら、自己実現を支える教員を目指します。将来に向かって前向きに努力できる人材を育てていきたいです。大学で学ぶ歴史学では、通説を疑い、文献史料や古地図を駆使し、自分の力で歴史を読み解く能力が求められます。図書館・博物館に膨大な数の実物史資料を所蔵する國學院大學は、まさに歴史を学ぶのに最適な環境が整っています。史学科では、自らの手で史料や論文に触れ、自分の足で調査を行い、自分の頭で解釈・検証を行う方法論を重視しています。研究したい分野で選ぶ「コース」と、目指す将来像で選ぶ「プログラム」という2つの軸からなるカリキュラムを用意している点も史学科の特長です。037学部サイト▼
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