國學院大學 入学案内 2026
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政治専攻部法律学科在学生インタビュー法学株式会社時事通信社内定髙谷征冶少人数教育で政治の理論と実践を学び、社会をより良い方向に変えていくための能力を磨きます。学んだ知見を活かし、記者として社会課題を解き明かす法学部法律学科政治専攻4年[取材時]/埼玉県・私立春日部共栄高等学校卒業世界史を学ぶ中で、歴史の転換点における政治の役割に興味を持ち、政治を体系的に学べる環境を求めて法律学科政治専攻を志望しました。少人数制の演習科目や、神道を通じて日本の伝統と現代社会を結びつける特色ある教育も魅力に感じました。「演習」と呼ばれるゼミ形式の授業は、参加者全員で討論しながら学びを進めていく点で印象的でした。私の所属した政治哲学ゼミでは、正義や自由といったテーマを哲学的な視点から考察し、討論では、多様な意見に耳を傾け、自分の考えを深めるとともに、対話力が養われたと感じています。また、懸賞論文の課題への取り組みを通じて、論理的な文章構成力を磨けたことも大きな成果でした。このような学びの中で、社会における不平等や不公正に対する強い関心が芽生え、弱い立場にある人の声を拾い上げて伝えることが自分の使命だと感じ、記者を志すように。卒業後は、時事通信社でジャーナリズム倫理に基づいた記事を執筆し、より良い社会づくりに貢献したいです。政治専攻は、政治家やジャーナリスト、NPO職員になりたい人や自治体などで社会の問題に取り組みたい人に適した専攻です。本学の政治専攻を特徴づけるのが、「歴史」・「現場」・「討論」の3つの要素です。現代の政治を理解するには、「歴史」の視点から分析することが重要という考えに基づき、1・2年次に日本政治史・西洋政治史・国際関係史などの歴史系科目を用意しています。政治を理解するには、「現場」を知ることも大切です。そのためにインターンシップやフィールドワークを通して政治の現場を体験できる科目を設けており、オムニバス・セミナーなどでは現場で活動する人々の話を聞くこともできます。政治は他者との「討論」で展開されます。そのため、1年生全員が「基礎演習A・B」を受講し、2年生以降は演習を同一年次に2つまで履修できるようになっています。さらに、討論の教育を充実させるため、「少人数の学生と多人数の専任教員」による教育を実践しています。055学部サイト▼ 

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