國學院大學 入学案内 2026
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観光まちづくり学科在学生インタビュー観光まちづくり学部鈴木美優香「まちづくり」に関する幅広い知識を学び、地域に貢献できる力を多くの人と協働しながら養います。観光まちづくりの横断的な学びで未来を切り拓く観光まちづくり学部観光まちづくり学科3年[取材時]/東京都・私立富士見中学高等学校卒業小学生のころから観光業に興味を持っていたことから観光まちづくり学科を志望しました。講義では、街並みの歴史や文化的背景を学ぶ「都市建築史」や、都市の変遷を多角的に捉える視点を養う「都市とメディアの社会学」など、観光やまちづくりについて幅広く学ぶことができます。さらに現地フィールドワークでは、地域課題に直面する中で、問題解決のための柔軟な思考力が身に付きました。現在は卒業研究として、関心のある「ナイトライフ観光」をテーマに、その可能性を追究しています。観光学は、都市計画や地域経済、文化資源の活用など多くの分野と関連する奥深い学問です。学びを重ねる中で、観光が単なる産業にとどまらず、地域社会の活性化や文化の継承に大きく関わることに気付かされました。新しい視点を得るたびに学問への好奇心が深まり、「この学科を選んで本当によかった」と心から思います。さらに学びを深め、卒業後は観光業に携わりたいと考えています。観光まちづくり学部では、地域を主体とした観光と交流の在り方を追究。地域を取り巻く環境変化と課題を理解し、地域の魅力を再発見し、地域経済の活性化へとつなげていく、〝観光まちづくり〟の手法を実践的に学びます。文系と理系の垣根なく科目を柔軟に選択できるカリキュラムと、少人数単位で分野横断的な共同作業を行う演習を学びの柱としています。特に2年次から始まる必修科目「観光まちづくり演習Ⅰ〜Ⅲ」が本学部独自の科目です。演習Ⅰでは、地域を見つめ、地域を動かすための基礎的な視点や手法を学びます。演習Ⅱでは、鎌倉市を対象に6名程度のグループで現地に出向き、地域の特性や課題を分析します。演習Ⅲでは、東京・神奈川の5地域を対象に、グループで地域を分析し、最後に構想・提案づくりを目指します。079学部サイト▼ 

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