ろう者の未来を切りひらきたい。留学経験を活かし社会に貢献「後悔のない大学生活にしたい」挑戦した留学で得た自信と行動力留学体験談留学体験談トビタテ!留学JAPANセメスター留学アメリカオーロニー大学、ギャローデット大学ニュージーランドクライストチャーチ工科大学アメリカで行われている手話での英語教育法について学びたいと考え、留学を志しました。留学には文部科学省が展開する「トビタテ!留学JAPAN」を利用。準備期間中、計画を立てたり住まいを探したりと、自ら動く必要がありましたが、その過程で目標への意識が高まり、現地での困難に負けない精神力が培えたと感じています。留学先では、ろう者を取り巻く現状や教育システムなど有意義な学びを得ることができました。手話や英語が全く伝わらず、悔しい思いもしましたが、練習に協力してくれる周囲の友人や先生の存在が支えになりました。この経験を活かし、将来は、ろう者が国際社会とつながるための社団法人の設立を目指します。12341234 大学生活を後悔のないものにしたいという思いから留学に行くことを決めました。短期間で効果的に語学力を向上させるため、セメスター留学を選択。4カ月間お世話になったクライストチャーチ工科大学では、学生がボランティア活動に参加することを推奨しており、活動を通して現地の人と交流ができます。留学当初は、会話が聞き取れずに落ち込むこともありましたが、放課後にボランティア活動がない日は図書館で勉強に打ち込み、積極的に会話の機会を持つことで語学力を向上させました。この留学での最大の成長は、行動力と自信です。今後は、内定先で英語を活用して業務を円滑に進めるだけでなく、グローバルな視点で仕事に貢献できる人材を目指します。1留学について知る2留学先を決める4留学開始3留学前準備法学部法律学科法律専攻4年[取材時]埼玉県さいたま市立大宮北高等学校卒業経済学部経営学科4年[取材時]東京都・私立帝京大学高等学校卒業中村美裕中田帆香留学までの流れ留学スケジュール留学スケジュール094▶2年次10月〜1月:周囲が就職活動を始める中で、自分が本当にやりたいことは何か考えるように。留学の報告会やガイドブックで情報収集をした。▶2年次3月:留学を出願。▶3年次6月:渡航準備・手続きを実施。▶3年次8月:クライストチャーチ工科大学へ4カ月間留学。帰国後は英語力維持のため、アプリやEnglish only caféを活用して英語を話す環境に身を置くように。▶2年次11月〜3年次5月:トビタテ!留学JAPANが再開すると聞き、説明会に参加。留学準備を開始。▶3年次2月:TOEICⓇで555点を獲得。留学に応募するための面接の練習に取り組んだ。▶3年次5月:留学を出願。▶4年次5月:休学手続きや留学に必要な渡航準備や手続きを行う。▶4年次後期:休学中にアメリカへ9カ月間の留学に。アメリカ手話の授業が受けられるオーロニー大学、ろう者のためにできた世界で唯一の大学であるギャローデット大学で学ぶ。國學院大學ではさまざまなプログラムと奨学金制度を用意しています。留学情報をまとめて掲載した国際交流ガイドブックや留学参加希望者向け説明会、留学個別相談などを参考に、まずは各プログラムを比較検討してみましょう。プログラムによって留学の目的や達成目標、時期・期間、費用はさまざまです。留学の目的や卒業後の進路を踏まえ、最適な留学先を選びましょう。単位認定の方法や渡航先の安全情報などもしっかりと確認してください。語学検定試験の受験や必要書類の作成など、留学を実現するための準備をしましょう。國學院大學では、共通教育センターによる英語学修支援も行っています。TOEIC®IPテストやTOEFL® ITPテストは学内でも受験可能です。留学先での授業や課題に取り組むことはもちろん、留学中の交流や文化体験は貴重な経験となります。自分の目的を明確にし、積極的に行動することで充実した留学を実現してください。STEPSTEPSTEPSTEPSTEPSTEPSTEPSTEPSTEPSTEPSTEPSTEP
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