熊本大学 2020
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目指す将来像1臨床活動風景(おとあそび)2教育実習3授業風景(肢体不自由児指導法)23特別支援教育教員養成課程Special Needs Education Teacher Training Course前 期14名推薦Ⅱ6名1特徴教育の原理や子どもの発達、教師のあり方や生徒との関わり方などの「教職専門」を学びます。特別支援に関する思想や制度、教育課程などの授業科目を開設しています。2特徴小学校の教員免許を取得するために「教科専門」と「教科教育」を学びます。各教科に関する知識と指導力を幅広く深めていく授業科目を開設しています。所定の単位を修めると中学校・高校の教員免許を取得できます。3特徴特別支援教育の教員に必要な専門的能力を、実践的に習得します。特に、知的障害者・肢体不自由者・病弱者に関する心理学や指導法を段階的に学び、教育実習や臨床活動と講義との往還による学びを設定しています。オリエンテーションと特別講演による事前指導後、附属小学校・附属中学校における実地研究を行います。終了後には事後指導があり、教師としての自立をサポートします。特別支援教育に関する卒業論文を、教員の指導を受けながら執筆します。教養教育を通じて、幅広い視野と知識を身に付ける他、専門基礎として「日本国憲法」などを学んで行きます。また、基礎免許状として小・中学校の教員免許取得のため、『教職専門』『教科教育』も始まります。教育実習の全体計画に関するオリエンテーションを行います。1年次学修の流れ教育実習進級前に副専攻として小学校教員養成課程を選択できます。また、各種障害についての専門的な知識を身に付けていきます。オリエンテーションによる事前指導後、附属幼稚園での実習、附属小学校・附属中学校での観察実習を行います。2年次オリエンテーションによる事前指導後、附属特別支援学校における総合的実習を行います。様々な障害に対応した教育法を学び、臨床活動も行いながら実践力を身につけていきます。3年次さまざまな個性を認める社会作りの担い手へ★特別支援学校教諭、小学校教諭、公務員、医療サービス業、学習サービス業など★進学(大学院、教職大学院)14年次目 標「発達を支援する」ための実践的指導力を!本課程は、これからの「特別支援教育」を担っていく教員の養成を目的としています。今日、特別支援学校にとどまらず、通常の学級においても特別な支援を必要とする子どもが少なくありません。本課程ではさまざまな教育的ニーズに対応できる知識や技能を身につけることができます。授業紹介肢体不自由児指導法特別支援学校で、肢体不自由の子どもの自立活動(特に身体の動き)の指導法として活用されている、動作法を体験的に習得することを目的にしています。学生が援助者と被援助者に分かれて、実際に身体の動きを援助するボディワークを中心に行うことで、身体の動きだけでなく、からだを通じたコミュニケーションについても学びます。教育実習紹介他の課程と同様に1年次からオリエンテーションや講話からはじまり、段階的に教育実習が進められます。特に3年次では附属特別支援学校での実習があり、障がいのある子どもたちとの関わり方など基本的な知識や技能を身に付けます。また、小学校を基礎免許とする場合には4年次に附属小学校での実習で、通常の学級でも授業するための実践的指導力を身に付けます。Kumamoto University 202043

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