熊本大学 2020
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学部の構成 1学科5コース理学部関連施設理学部関連施設数学コース物理学コース化学コース地球環境科学コース生物学コース理学科前期150名後期40名グローバルリーダーコース10名理学部では受験時に志望分野を問わない1学科制を採用し、一括入試を行っています。1・2年次に幅広い知識を取得しながら自分に合った専門分野を見極めることができます。幅広い知識を基に視野を広げる。1学科制1・2年の間は新入生一人ひとりに理学部の教員がチューターとしてつき、定期的な面談で履修計画やコース選択、履修モデルの選択など様々なアドバイスをします。一人ひとりに担任がつく。チューター制液体ヘリウム(-269℃)および液体窒素(-196℃)を全学の研究室に供給し、多くの最先端研究を支えています。タービン式小型液体窒素製造装置は国産第一号機!液体窒素を学内で製造し供給している類い稀な熊大が誇る施設です。上天草市松島町にあり、甲殻類・貝類を対象とした研究や沿岸域の種多様性維持・環境保全に関する研究と地域の環境問題への助言を行っています。理学部生は泊まり込みで行う臨海実習や卒業研究の長期滞在も可能。研究実習船「ドルフィン・スーパーチャレンジャー号」もここにあります。極低温装置室(パルスパワー科学研究所)     合津マリンステーション(くまもと水循環・減災研究教育センター)時代をリードする金属錯体分子基礎科学部門 化学分野 速水 真也 教授化学の魅力は何といっても色々な想い描いた分子を合成できることでしょう。有機分子、金属錯体分子、高分子など様々な物質を合成することができます。中でも金属錯体分子は有機配位子と金属イオンなどから形成されており、有機物と金属イオン両方の特徴を持っています。自ら合成した金属錯体分子が、磁性、伝導性、誘電性、発光、液晶性などの特徴を生かすことで、次世代を見据えた様々な分野で活躍する時代が到来し、みんなの生活を快適なものにしてくれるでしょう。研究紹介理学部数学コース物理学コース化学コース地球環境科学コース生物学コースKumamoto University 202054

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