熊本大学案内 2021
50/78

医学部医学科生将来の夢に向けて森田 孝明さん医学部 医学科出身校:山口県立山口高等学校医学部準硬式野球部医学の基盤である基礎研究に魅力を感じ、研究に強く、設備もそろっている熊大医学部に入学しました。高校生の時にもっと勉強しておけばと反省もありますが、大学では膨大な教科書・参考資料すべてを読み理解するのは大変なので、辞書代わりにしながら、もらった資料等で勉強をしています。そうやって自分なりの方法や順序で知識をつけていくことができるのが大学ならではだと思います。また、友人たちと集まって教え合いながら勉強するのも、高校とは大きく違うと感じるところです。学部生のうちから研究室に出入りすることができるのが熊大医学部のいいところで、私はアメリカに留学もさせていただきました。海外でレベルの違う研究を知れたことは良い刺激になりました。もちろん勉強漬けの毎日ですが、週4回のサークル活動も楽しく、大学近くにいろんな店もある熊大医学部で充実した学生生活を送れています。何もないものから発見していく研究に魅力を感じ、研究者や医師になりたくて医学を選びました。熊大に決めたワケ基礎をしっかり勉強しながら、過去問題や熊大だけでなく、様々な大学の過去問題を解く等、できるだけ多くの問題に取り組みました。受験勉強方法基礎を大切に勉強することで、様々な選択肢が広がると思います。頑張ってください。皆さんへアドバイス運と努力だと思っています。受験を決めてから集中して勉強したことが結果につながったと思います。受験の勝因呼吸器外科部 活部 活部 活研究室部 活勉 強勉 強代謝内科乳腺内分泌外科呼吸器内科循環器外科代謝内科医療と情報呼吸器内科心臓血管外科泌尿器内科血液内科血液内科皮膚科学皮膚科学消化器内科循環器内科腎臓内科腎臓内科一週間のスケジュール1月火水木金土日2345放課後医学部医学科卒業生Interviewすべての経験を大切に大学時代に学ぶことは、すべて将来の仕事に繋がると考えていたので、できる限り吸収しようと心がけていました。また、先輩や友人たちとディスカッションしながら学んだことで、知識を定着させ、多面的な見方ができるようになり、より深く考えることができるようになりました。学びの中で得たものは、「机上の医学的知識だけでも、臨床の経験だけでも不十分で、医学的知識で裏付けされた臨床の経験を積むことが大切である」ということです。研修医として患者様と接する中で、学生時代に得た医学的知識と臨床実習の経験を基盤に、さらに知識と経験を積んでいこうと思う毎日です。坂井 亜夕子さん出身校:熊本県立熊本高等学校就職先:熊本大学病院6年間の学生生活基礎医学、教養科目では、医療系以外の科目もとるようにした。●フットサル部のマネージャーとして、大会などに参加。個人塾でアルバイトを開始。1年解剖実習、基礎医学の講義を受講。●2年も引き続き、部活とバイトを継続。2年基礎医学、臨床医学系講義を受講。●3年まで引き続き、部活とバイトを継続。3年臨床実習前試験(CBT、OSCE)に向けて、友人と試験勉強の日々。臨床実習に向けたチュートリアル実習がはじまる。●勉強が忙しくなるので、部活を引退する。4年臨床実習が開始、各科を回って実習。入院患者さんを担当して各科毎にレポート作成。●県内のいくつかの研修病院の「病院見学」に参加。5年引き続き臨床実習。『Post-CC OSCE(臨床実習後OSCE)』『卒業試験』『医師国家試験』に向けて猛勉強の日々。●5年生のときの病院見学や、集めた情報をもとにマッチングを行う。6年School Life※3年後期CBT:基礎・臨床医学の総合的理解力を評価する客観試験OSCE:診療技能・態度を評価する客観的臨床能力試験マッチング:研修希望者と研修病院の組み合わせを決めるシステム。Kumamoto University 202149

元のページ  ../index.html#50

このブックを見る