熊本大学案内 2021
55/78

臨床における指導的薬剤師の養成薬学科目指す将来像豊かな人間性と医療における倫理観を育み、「今の薬を育てること」を目指す人財の育成を目的とします。SchoolofPharmacy豊かな人間性と医療における倫理観を育み、「今の薬を育てること」を目指す人材へ★薬剤師(病院・薬局・保健所) ★MSL(製薬企業)先端医療を理解する上で必要な基礎科目のほか、医療倫理や薬物治療の基礎について学びます。1年次基礎を学び医療現場に触れる専門科目の講義と連携した実習を通じて、実践的な知識と技能を養います。2年次専門科目の学修1衛生薬学や医療薬学などの専門科目を本格的に学ぶとともに、医薬品情報を収集・発信できるスキルについて学修します。3年次専門科目の学修2卒業研究を継続し、実務実習(5年次)のための事前学習が実施されます。12-1月に薬学共用試験*が実施されます。4年次実務実習(5年次)にむけた準備病院(ポリクリ*)および保険薬局での参加型長期実務実習を受けます。また、卒業研究の追い込みが始まります。5年次参加型長期実務実習と卒業研究卒業研究の総まとめである卒業論文の作成をおこない、研究成果を発表します。また、薬剤師国家試験受験のための準備も大詰めです。6年次卒業研究薬の本質を深く理解した高度な薬の専門家を養成します。医療薬学専攻大学院(博士課程)進 学研究室生活開始薬学共用試験*博士論文発表会卒業論文発表会薬剤師国家試験6年間4年間薬剤師免許を持っていない薬学生が、5年次に医療現場で参加型実習を行うための要件の一つとして「薬学共用試験」が実施されます。「薬学共用試験」は、「知識(および問題解決能力)を評価する客観試験(CBT)」と「技能・態度を評価する客観的臨床能力試験(OSCE)」からなり、参加型実習を行う薬学生の基礎知識や技能・態度が基準レベルを超えていることを保証することが、すべての薬学部に義務づけられています。*薬学共用試験とは医・薬学部高学年次に行われる臨床実習のことで、ドイツ語で総合病院を意味するPoliklinikにちなんでポリクリと言われています。大学病院内の様々な診療科を体験することが出来ます。*ポリクリとはMSLとは:MSL(メディカルサイエンスリエゾン)は、社内外において医学的・科学的な面から製品の適正使用の推進や製品価値の至適化などを支援する職種で、疾患分野に対する高度な専門性と学術知識をもつ者のこと。薬学部創薬・生命薬科学科薬学科Kumamoto University 202154

元のページ  ../index.html#55

このブックを見る