熊本大学案内 2022
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本プログラムは、高校-学部-大学院までの期間に途切れることのない一貫教育で『基礎医学研究医師』を養成するものです。学部生時代に大学院の単位を取得でき、卒後の臨床研修期間の負担を軽くすることができ、大学院との両立が可能となりました。学部3年次に基礎研究を学ぶ『基礎演習』を受講しますが、その後に研究を続けたい4年生がプレ柴三郎コースの対象となります(本学では、希望者は1年次から研究室に出入りすることが可能)。学部生のうちから最先端の基礎医学研究を実践し、研究に必要な科学的思考能力、基本的研究手技を習得します。大学院の講義はe-ラーニングで聴講できるため、学部での授業と並行して、また、卒後の臨床研修期間中も自分のペースで受講することができ、途切れずに研究を続ける環境も提供しています。また、学会発表、国内外の研究機関との共同研究を実施するための費用も援助されます。熊本県内の高校生を対象に最先端医学研究を放課後や休日などに大学の研究室で直接指導を行っています。早期に研究マインドを芽生えさせ、将来の基礎医学研究者の発掘にも力を入れています。大学院進学※柴三郎プログラムの名称は、本校の前身校である熊本医学校で学ばれた北里柴三郎博士に由来します。興味のある方はHPをご確認ください。取得可能な資格医学部医学科在学生InterviewA:卒業単位を修得すること(卒業)により得られる区 分医師国家試験受験資格(A)柴三郎プログラム柴三郎Jr.熊本発! 基礎研究医養成プログラム!中島 綾香さん医学部 医学科出身校:熊本県立熊本高等学校フットサル部で天草合宿友人と行った北海道旅行熊本の旬のフルーツをパフェで受験は日々の努力の積み重ねが自信を与えてくれます。私の受験は、一日目の最初の教科がうまくいかず、二日目は面接試験前に会場の集合場所でハプニングがありました。それでも焦ることなく落ち着いて試験に挑めたのは、合格を信じられる日々の努力があったからです。大学ではクラスがなく、医学科での専門科目は学年全員で同じ授業を受けます。高校のように練習問題が与えられることはないので、科目に応じた自分なりの勉強方法を見つけなければなりません。そんな中で、友人や先輩方との繋がりが支えになっています。講義の内容を確認し合ったり、理解できなかった内容を共に考えたりと、支え合いながら医師の夢に向かって共に歩んでいます。今はオンラインでの講義が多く自宅で過ごす時間も増えています。これまで支えてくれた家族に、食事の準備などで少しずつ感謝を伝えたいです。学校が終わったらすぐに塾で勉強、息抜きに遊びに行っても塾や学校で勉強という習慣付けを意識的に行いました。高校時代の勉強方法生まれ育った熊本で医師として活躍したいと思ったからです。熊大に決めたワケ毎朝7時前に登校し、授業開始前の時間に勉強していました。なかなか覚えられないことを書いた紙をドアに貼って隙間時間も利用しました。私の受験勉強Message月火水木金土日12345部活・アルバイトアルバイトアルバイト※4年後期のスケジュールアルバイト【9:00から夕方まで実習】Kumamoto University 202237

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