理学部のいいところ医学科は、6年間も勉強しないといけない内容が多々あります。しかし、医師免許を取り、将来臨床医や研究医として人類の健康と福祉に貢献できる、極めてやりがいのある仕事に就けます。病に苦しむ多くの人々の診断・治療のほか、新しい治療法の開発に関わる中で、病む人に夢や希望を与えることができます。生まれ変わったとしても「医師になりたい」という気持ちを持ちつつ、日々の診療・研究に携われることが魅力です。人類の健康と福祉に貢献を医師を目指す君へ医学部保健学科のいいところ看護学・放射線技術科学・検査技術科学の3専攻。専攻共通科目を通し、多職種連携を身に付けます。多職種連携を自然に学べる大学院進学者も多い本科。未来の研究者・教育者となる人材育成に注力しています。九州では数少ない博士後期課程も天文学概論、宇宙生物学入門を通し生命や人間とは何かを考えるツールを用いた双方向性の授業何事にもチャレンジ精神を忘れず挑戦ポテンシャルを伸ばす指導で難局を乗り越える思考スキルを 教養科目である「天文学概論」では、世界初となるブラックホールの撮影画像など最新の情報をはじめ、太陽・恒星・太陽系外惑星・銀河などの美しい画像を交えて説明しています。宇宙への素朴な疑問に答えるとともに、天文学研究の基礎となる現代科学についても解説しています。また、教養科目「宇宙生物学入門」においては、地球外に生命がいるのかというテーマで講義を行っています。まずは、地球の生物について理解し、地球以外の惑星に生物が存在できるのかなどを議論。宇宙に生命を探すことは、自分自身を見つめ直すことにもつながり、生命とは何か、人間とは何かを問いただす機会となります。 大学とは、自分に興味のあることを好奇心に任せて勉強できる貴重な場です。講義や教員、図書館など、あらゆるものを利用して、自分の知的世界を形作ってください。 授業は、あまり堅苦しい雰囲気にならず、学生が自分の意見を言ったり、質問に答えてもらったりする双方向性の授業形式をとっています。また、アンサーパッド（リアルタイム投票集計システム）などを用いて、問題に対する解答をデータ化。瞬時に学生の理解度の確認をしています。 学生には、多くの機会を生かしてチャレンジする精神を忘れずに持ってほしいですね。多少の失敗を恐れず、今しかできないことに熱中するのも大事。一度きりの人生を後悔することなく、大きく羽ばたいてください。 私は、海外留学の経験から、研究の楽しさと必要性をあらためて学び、多様な文化や価値観を知り、人生観が変化しました。できるだけ若いうちに海外留学に挑戦し、世界中に友人を作り、グローバルな視点で物事を考え判断できる力を養ってほしいと願っています。そのためにも英語力は必須です。 大学の看護教育では、資格試験対策と同時に、高等教育としての内容をいかに教授するかが求められます。授業では、すぐには答えが出ない、あるいは答えが複数ある問題も投げかけるようにしています。国家試験は比較的暗記の要素が強いのですが、就労する中で困るのは、明確な答えが見つからない場合に決断を迫られるときです。例えば、保健師であれば、地域の課題を分析し、課題解決の計画を立てる地域診断があります。地域診断はベテラン保健師でも二の足を踏む業務です。そこで、地域の課題を分析する際に見るべき項目、情報の分析の仕方、課題の優先度などを理論と実践に基づいて教授するようにしています。 将来、難しい局面でも思考停止に陥らないように、難しい問いに対する解き方を指導しています。学生と接する際には、長所や強みを見出してほめること、学生がリラックスして成長のきっかけとなる雰囲気づくりも大切です。1・2年は自然科学全体を学習し、3年以降は希望の専門分野に。専門分野をじっくり選ぶゼネラリスト（広い知識と能力を持つ人）の輩出を目標にしています。理系ゼネラリストを養成理学部は27ページから医学科は35ページから保健学科は38ページから4年3年2年1年自然科学全体を学ぶ数学物理化学地球環境科学生物学3年進級時に希望するコースに進む3年進級時に希望するコースに進む3年進級時に希望するコースに進むKumamoto University 20228
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