熊本大学 文学部 CAMPUS GUIDE 2024
32/60

東アジアの言語や文化について幅広い知識を修得Department of Literature日本の言葉と日本の文学について重点的に学習し研究します。すでに現代日本語および古典語・古典文学に習熟していることを前提に、かなり高度で専門的な知識の修得と独創的な研究を目指すところが特徴です。日本語学においては日本語の歴史や現代語・方言の研究、日本古典文学では古代から近世までの散文・韻文の研究、日本近代文学では明治期以降の作家と作品の研究を行います。中国語中国文学中国は長い歴史と広い領域、多民族を抱えた複雑な国です。中国文化にアプローチするための手段として中国語の学習を重視しつつ、文学や文化についても古典と近現代をバランス良く学び、総合的に理解を深めていくことを目標とします。同時に、日本や朝鮮半島の国々、欧米諸国など、他国の文化との関係を知ることで、世界の中での中国文化の位置について知ることも目指します。日本語日本文学カリキュラム例紹介中国語中国文学 授業風景年、国際化の重要性が叫ばれていますが、本近当の国際化とは、遠く離れた外国の文化を知ることだけを意味するのでしょうか。もちろんそれは大事ですが、同時に私たち自身が属する東アジアの文化についても十分な知識を身につけ、相対化していくことが必要でしょう。本コースには、2つの履修モデルを用意しています。日本語日本文学履修モデルが、東アジア全体を視野に入れながらも、日本語・日本文学についての専門的能力を身につけることに重点を置くのに対して、中国語中国文学履修モデルは、中国語運用能力を重視しつつ、東アジアに大きな影響力をもった中国の社会や文化に対する幅広い知識と異文化理解能力を養うことに中心を置いています。この2つの履修モデルが互いに連携することによって、東アジア文化圏全般に幅広い目配りのできる人材を育成していくことを教育目標としています。どんなことを学ぶのですか教育研究領域(履修モデル)文学部 文学科東アジア言語文学コース?

元のページ  ../index.html#32

このブックを見る