コースの詳細はP.27-28でも紹介歴史学科 歴史資料学コース(考古学)考古学研究室では、実測や測量など、考古学の研究を行う上で基本となる技術を学びます。実測とは、土器などの遺物を測り図化することであり、測量とは遺構や周辺の地形を計測することです。これらの技術に加え、勉強会などのレジュメ作成・発表を通して、考古学全般の知識も深めていきます。また、2、3年次は、夏に長期的な発掘実習を行い、冬にかけて実習の成果をまとめた報告書を作成します。昨年(2022年)の実習では、古墳の調査を行い、石室図の作成などを行いました。実習や報告書作成では大変なことがたくさんありましたが、チームで発掘を行うことの喜びを強く感じることができました。また合宿は、宿舎での共同生活を通して研究室の仲を深める貴重な機会でもあります。ここ数年はコロナウイルスの影響で合宿での実習を行えませんでしたが、2023年度からは合宿形式での実習を再開する予定です。0304田中 敦さん歴史学科歴史資料学コース4年実測や測量で考古学の基本を学び、勉強会や発掘実習などを通して、知識を深めていく。
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