1 従って、法学部としては、第3年次編入学制度で、本学在学生とは異なる多様な他大学等教育機関の学生や大② 大学卒業者の社会人の再教育(学士入学)を含めた生涯学習の観点からも効果的であること。 ③ 入学ルートを多様化していろいろな経歴を持った意欲的な学生を受け入れることは、法学部の在学生にと熊本大学では次のような人を求めます。 ・主体的な学びを通して高い教養と専門性を身に付け、人類社会の発展に貢献したいと思う人 ・多様な文化や価値観を寛容に受け入れ、理性的判断に基づく対話ができる人 ・新しい課題に意欲的に取り組み、理性ある行動ができる人 ・グローバルな視野を持ちつつ、地域社会や世界が抱える課題の解決に貢献する意欲を持つ人 ◆求める学生像 法学部は、次のような能力・資質をもった人を求めています。 1.法学・政治学・経済学を学ぶ上で必要となる中等教育についての幅広い基礎学力をもっている人 2.他者・社会・公共への関心をもち、他人の異なった意見に謙虚に耳を傾ける人 3.自分の頭で柔軟かつ論理的にものを考え、率直に議論・対話できる人 4.公正・公平を追求する心、地域的及び国際的な感覚をもっている人 5.社会や公共、とりわけ自らが生まれ育ち又は生活する地域社会における諸問題に対して、広範な知見の収集、他者との議論や対話を通じて解決策の提示を行う意欲のある人 法学部では幅広い基礎学力に関して、以下のように考えています。 熊本大学法学部は、法的ないし政策的に「考える力」・「表現する力」・「議論する力」、 法と政策の双方向から現実の社会に生起する問題に対応しうる基礎的能力、法的な考え方と政策的な考え方の基本を理解した上で、法的思考や政策的思考の社会的な役割と限界を認識する力、幅広い視野と総合的判断力をもって法的ないし政策的な考え方それ自体を批判的に認識する能力の育成を教育目標としています。法学部では、そのために必要な基礎学力(知識・技能)と、それを発展させることのできる思考力、判断力、表現力、そして、法学・政治学・経済学について主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度が求められます。さらに、アドミッション・ポリシーに示した能力と資質を備えていることが強く期待されます。 第3年次編入学制度の趣旨 法学部が第3年次編入学制度を導入した趣旨は次の諸点にあります。 ① 短期大学、高等専門学校の卒業者、大学卒業者、他大学の学生及び帰国生徒が第3年次に編入することを希望するケースが増加しており、そうした社会のニーズに対応すること。 っても良い刺激になり、学部全体としての教育効果があがること。 学卒業者(社会人)など、様々な経歴を有する意欲的な方の入学を期待しています。 アドミッション・ポリシー(入学者受入れの方針) 法学部のアドミッション・ポリシー
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