6 Ⅰ 求める学生像 薬学部では、"薬学は医薬を通して人類の健康に貢献する総合科学である"との理念のもと、医薬品の創製・生産・管理、環境・保健衛生及び薬剤師の職務等に関わる基礎知識を習得させ、生命科学を基礎とする高度な創薬・育薬研究能力と倫理観を備えた創造性豊かな人材を育成することを目指しています。将来の薬学を担う人材を育成するため、本学部では次のような人を求めています。 ・ "くすり"に関わる職業に魅力を感じ、自らその仕事に携わりたいという希望や意欲を有する人 ・ 困難を克服する精神力や生命に対する倫理観、マナーを育んでいける人 ・ 高等学校までの履修科目の基礎事項を理解し、その上で、化学、物理、生物の一つあるいは複数の科目において特に優れた力を有する人 ・ 情報収集、情報発信、コミュニケーションの手段としての情報科学や外国語能力の向上のための努力を持続できる人 ・ 高等学校までにクラブ活動、生徒会活動およびボランティア活動など様々な活動に参加したり、あるいは自らの目標や考えの基に何かに取り組んだり、趣味を楽しんだりした経験を有する人 ・ 学部卒業後は、薬学の様々な領域で指導的立場に立って社会に貢献しようという意欲を有する人 <薬学科> 薬学部の理念・目標に基づき臨床に関わる薬学を担う人材を育成するため、薬学部の方針に加え、薬学科では次のような人を求めています。 1."薬剤師"という職業に魅力を感じ、卒業後は医療や臨床薬学研究など様々な薬学領域で指導的立場に立って社会に貢献しようという意欲を有する人 2.薬剤師として患者様の気持ちや考えを理解できるように人間愛や倫理観、協調性を育んでいける人 <創薬・生命薬科学科> 薬学部の理念・目標に基づき創薬や育薬に関わる薬学を担う人材を育成するため、薬学部の方針に加え、創薬・生命薬科学科では次のような人を求めています。 1."研究"や"開発"に魅力を感じ、卒業後は創薬・育薬や生命薬科学を通して社会に貢献しようという意欲を有する人 2.研究者、開発者としての倫理観や困難を克服する精神力と体力を育んでいける人 Ⅱ 入学者選抜の基本方針 薬学部の入学試験では、高等学校までの教育課程を踏まえ、基礎的知識(基礎学力)論理的思考力・判断力・表現力等を評価します。また、入学後のカリキュラムを考慮して、高等学校においては、理科(物理・生物のいずれか及び化学)、数学、外国語(英語)、国語、地理歴史・公民を修得していることを望みます。 Ⅲ 選抜方法 【学校推薦型選抜Ⅱ】 「知識・技能」については、大学入学共通テストを利用して高等学校の教育課程の教科・科目に関する総合的な基礎学力を判定します。また、「思考力・判断力・表現力」及び「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」については推薦書、調査書、志望理由書及び面接により判定し、それらの判定結果から入学者を選抜します。 薬学部
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