数学・数理科学の専門書が配架されています数学パズルなどを出展していますかいせ ひでひろ教授ほんだ しょうたろうセミナー風景図書室夢科学探検毎年、学生が主体となって貝瀬 秀裕研究分野:最適制御■■■■■■■■3年次開講科目代数概論( I , II )、幾何概論( I , II )、解析概論( I , II , III )、複素解析、データサイエンス(Ⅰ,Ⅱ)4年次開講科目数理科学特別講義( A〜J )代数学 ( I , II )、幾何学( I , II )、解析学( I , II )、応用解析、確率論( I , II )、卒業研究数学への挑戦を支えてくれる理解できた喜びや楽しさ現在は測度論をテーマに、専門書を読んで理解したことをゼミで発表するという勉強をしています。小学生から高校生までずっと数学が得意で、大学ではより抽象的に数学理論を学びたいと専攻しました。難しいと感じることもありますが、参考書を見ながらスモールステップを重ね、理解できた時の喜びや楽しさが支えてくれました。 難しくても投げ出さずに努力を続けると、見えなかったことが見え、面白いと感じられます。細分化された研究分野や、大学内外の人との出会いを通して、自分にはどんな価値があるのか分かる機会がたくさんあるのが大学だと思います。応用分野と純粋数学の合流が最適制御研究の魅力最適制御は、アメリカのアポロ計画で、月に探査機を着陸させるための制御研究から発展しました。そういった工学のほか、例えば銀行や証券会社において膨大な資産を運用する戦略にも現れるのが最適制御。ロケットも株価も時々刻々と変化する現象は 同じ方程式に支配されており、最適化する理論も同じです。数学として言語化された方程式や理論が、実際にどんな性質を持つのかにコミットするのが数学者。 最適制御は、工学などの応用分野で必要なものを発見する醍醐味と、純粋数学としての問題が合流する点に面白さがあると思います。 高校生のうちは、教科書をきちんと読めるようになっておくことが大事。教科書に書いてある定義文に基づいて、論理的に理解ができて初めて「読めている」ことになります。ぜひ、読解力と文章力を養っておいてほしいと思います。本田 祥大朗(4年)LaboratoryLabornow
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