様々なシステムの構造や流量平均定数等の演算モデルを理解するうえで、数学の論理的思考が役に立っています。 熊本大学理学部の良さは、様々な分野に精通した仲間、先生方と出会うことができる場所であること。多角的な考えに触れる貴重な経験を積むことができます。熊本大学理学部に進学し充実した学生生活を送ることで、不規則かつランダムなこれからの未来を予測し、希望ある将来の期待値を最大化していけることを切に願っております。は理学科1学科で、理系科目全般を履修できるところがいいと思います。今後は、これまで以上に注目を浴び始めた半導体業界で、自分のスキルを活かして技術革新を起こしていきたい。業界内の、世界各国の人々から学び、自身も成長していきたいと思っています。 高校生のみなさんは、自分がどんなものに興味をそそられるか、どんなことについて詳しくなりたいかを探してほしいです。興味があることがあれば周りの友人や家族、先生に共有してみるなど、小さいことからでも何か行動をすれば将来に役立つ経験ができるようになると思います。セラミックスの誘電性質、効率的な融点の計算手法の開発、レーザー照射によるダイヤモンドの構造変化等、広範な研究に携わっていました。 熊本大学理学部で全ての理系科目の基礎を学んだ後に専門科目を選択できたことは、専門科目の選択に悩んでいた私にとって、非常にありがたい環境でした。じっくり吟味できた時間があったからこそ、本当にやりたいことを見つけ、実現できている今があると思っています。多種多様な目標を持った仲間たちと切磋琢磨しながら、焦らず自分のやりたいことや目標を探してみてください。※2023年度に取材※2024年度に取材※2024年度に取材数学コース物理学コース2021年 大学院自然科学教育部 博士前期課程 修了2019年 大学院自然科学研究科 博士前期課程 修了2023年 大学院自然科学教育部 博士後期課程 修了富士通株式会社勤務株式会社ニューフレアテクノロジー勤務東北大学金属材料研究所助教篠崎 公亮2019年 理学部理学科 卒業数学を通して学んだ論理的思考を生かし、防災インフラ整備に携わる 防災事業部に所属しており、全国の防災インフラ整備に携わる業務をしています。具体的には全国の一級河川とダムを対象として雨量、水位、流量、ダム諸量や河川の映像など、リアルタイムデータを収集して管理するシステムを提供しています。このシステムは国土交通省の各事務所の河川データ管理に加えて、情報メディアに対する災害時の情報提供などにも利用されています。 大学では、数学の確率論を研究しました。数学という学問を通して論理的な考え方や定義の重要性を学びました。現在の仕事では、提供する吉田 優介2017年 理学部理学科 卒業注目の半導体業界で技術革新を起こしたい 半導体製造装置の開発・製造に特化した企業で、半導体回路の原板となる、フォトマスクを作成するための装置開発を行っています。フォトマスクには電子線で回路パターンを描くことになり、私はその電子線の偏向を数ナノメートルオーダーで制御するユニットの開発を行っています。企業のシェア率は高く、自分のアイデアを装置に反映することで業界に影響を与えられる機会も多くあると感じています。 大学院では、原子数個分の厚さを持つ二次元ナノシートを複数種類積層させた素子の電気的特性の評価が研究テーマでした。熊本大理学部福島 省吾2018年 理学部理学科 卒業研究も授業も全力で「授業のわかりやすい研究者」に 主に学生の研究の指導をしつつ、自身の研究を進めています。具体的には、金属材料の腐食や割れ、摩耗などの劣化のメカニズムをシミュレーションにより調べており、機械の高耐久化や長寿命化の実現を目指しています。研究と授業の両方に挑戦してみたかったため、大学教員を志望しました。研究にも授業にも全力で取り組み、一言で言えば、「授業のわかりやすい研究者」を目指しています。 大学院では、量子力学や機械学習に基づいて原子の動きを計算し、さまざまな材料の性質を調べる研究を行っていました。例えば、ポリマーや■■■■■■■■■■■■■■■■■卒業後の進路
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