-13-法学部 <法学科> Ⅰ 求める学生像 法学部は、次のような能力・資質をもった人を求めています。 1.法学・政治学・経済学を学ぶ上で必要となる中等教育についての幅広い基礎学力をもっている人 2.他者・社会・公共への関心をもち、他人の異なった意見に謙虚に耳を傾ける人 3.自分の頭で柔軟かつ論理的にものを考え、率直に議論・対話できる人 4.公正・公平を追求する心、地域的及び国際的な感覚をもっている人 5.社会や公共、とりわけ自らが生まれ育ち又は生活する地域社会における諸問題に対して、広範な知見の収集、他者との議論や対話を通じて解決策の提示を行う意欲のある人 法学部では幅広い基礎学力に関して、以下のように考えています。 熊本大学法学部は、法的ないし政策的に「考える力」・「表現する力」・「議論する力」、 法と政策の双方向から現実の社会に生起する問題に対応しうる基礎的能力、法的な考え方と政策的な考え方の基本を理解した上で、法的思考や政策的思考の社会的な役割と限界を認識する力、幅広い視野と総合的判断力をもって法的ないし政策的な考え方それ自体を批判的に認識する能力の育成を教育目標としています。法学部では、そのために必要な基礎学力(知識・技能)と、それを発展させることのできる思考力、判断力、表現力、そして、法学・政治学・経済学について主体性をもって多様な人々と協働して学ぶ態度が求められます。さらに、アドミッション・ポリシーに示した能力と資質を備えていることが強く期待されます。 Ⅱ 入学者選抜の基本方針 法学部では、上記に掲げた能力・資質を備えているかについて、各選抜により「知識・技能」、「思考力・判断力・表現力」、「主体性・多様性・協働性」を判定します。 Ⅲ 選抜方法 1.一般選抜(前期日程・後期日程) 大学入学共通テストを利用し総合的な「知識・技能」を判定します。そして、個別学力検査により「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」をより深く判定します。「主体性・多様性・協働性」は書類審査により判定します。 2.総合型選抜Ⅰ(私費外国人留学生入試) 「知識・技能」については、日本留学試験を利用してこれまでの教育課程の教科・科目及び日本語に関する総合的な学力を、併せて、個別学力検査により、入学後の学修とより密接にかかわる教科・科目について学力をより深く判定します。また、面接では、「思考力・判断力・表現力」及び「主体性・多様性・協働性」を判定します。 3.総合型選抜Ⅰ(帰国生徒入試) 出願書類により「主体性・多様性・協働性」を判定し、個別学力検査・個別面接により「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」をより深く判定します。 4.学校推薦型選抜Ⅰ 出願書類により「主体性・多様性・協働性」を判定し、小論文・個別面接により「知識・技能」と「思考力・判断力・表現力」をより深く判定します。
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