2 年次開講科目3 年次開講科目4 年次開講科目小さなものから宇宙まで物理法則の普遍性が魅力宇宙で最初の星はどうやって形作られたのかnowLaborLaboratory 宇宙にはふわふわとした水素のガスが漂っており、それらが徐々に集まって太陽のような星が形成されます。宇宙の138億年の歴史の中で太陽ができたのは46億年前。つまり宇宙には太陽よりも先にできた星がたくさんあり、その中で最初にできた星はどんな星で、どうやってできたのか。私たちは、オーストラリアの砂漠に設置された電波望遠鏡でガスが発する電波を観測することで、宇宙で最初の星について明らかにしようとしています。非常に弱い宇宙からの電波をいかに検出するかがチャレンジングかつ興味深いところです。 また、広い銀河系には太陽のような恒星は2千億個、惑星は1兆個あります。その中で地球だけに生命や文明があるのは不自然。私は、宇宙からの電波に人工的なものを見つけることで、地球外生命や文明も発見したいと考えています。 JRF（ジュニアリサーチフェロー）制度を活用し、2年次から研究室に所属し研究を行っています。早く研究を始めたのは、高校時代から独学で大学レベルの物理に取り組んでいたから。物理法則は、とても小さなものから宇宙のような大きな空間まで当てはめることができ、その普遍性に魅力を感じています。 テーマは「背景重力波の検出のための理論研究」。銀河同士が合体するときに重力波が発せられると、パルサーと呼ばれる、高速回転する中性子星が同じ周期で出す電波「パルス」 がわずかに遅れます。その遅れを検出することで重力波を検出します。この手法はパルサータイミングアレイと呼ばれ、取り組んでいるのは日本では熊本大学だけ。博士後期まで研究を続け、将来はアカデミアの世界で研究者になりたいと考えています。（4 年）超伝導現象におけるマイスナー効果下に並んでいるものが強力な磁石浮いている黒い物体が超伝導体テルミット反応のシミュレーション電子ビームを用いた微細加工装置講義風景教授力学演習、電磁気学、電磁気学演習量子力学（Ⅰ,Ⅱ）、量子力学Ⅰ演習、量子力学Ⅱ演習、統計力学（Ⅰ,Ⅱ）、統計力学Ⅰ演習、統計力学Ⅱ演習、物理数学、物理実験学、光学、物性物理学、特殊相対論、コンピュータ物理学、物理実験（ A ，B ) 、データサイエンス（Ⅰ,Ⅱ）素粒子宇宙物理学、半導体量子物理学、量子ビーム物理学、物理学セミナー（ A ，B ) 、物理特別講義（ A 〜 D）、卒業研究 けいたろうたかはし高橋 慶太郎りょうすけふじもと り うすけふじもと藤本 亮輔研究分野：宇宙論、初期宇宙主な理学専門科目
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