高知工科大学 KUT WAY 2025
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4クォータ3クォータ2クォータ1クォータ15Kochi University of Technology4月独自の教育システム1学期10月8月6月初旬2学期4月2月12月初旬夏期休業学年末休業127年前、当時日本では珍しいクォータ制を導入、その意図は?クォータ制が注目される理由のひとつはグローバル化への対応。一般的な海外の大学と学期の区切りを合わせることで、学生の留学、留学生の受け入れ増加につなげようという考えです。しかし日本で最初に本学がクォータ制を導入した理由はそれだけではありません。クォータ制の場合、1科目を週2回のペースで学び、約8週間で終わります。同時に学ぶ科目が少なく、授業間隔が短いことで覚えたことが頭に定着しやすく、また、学期ごとの成績に応じて、こまめに履修登録の変更ができるというメリットがあります。年間4つの学期があれば、試験の実施日は日本の大学で主流のセメスター制(2学期制)の倍になりますが、一度に受ける試験科目数は半分となり、学生の負担は大幅に減少します。本学がクォータ制の採用に踏み切ったのは、人が育つ大学として当然の選択だという確信があったからこそ。その確信に、今、時代がようやく追いつこうとしています。多彩な領域から目的や興味に合わせて柔軟に学べる。工学、理学、情報学、データサイエンス、経済学、マネジメント学。これらに共通するのは、その領域が非常に幅広く、しかもそれぞれが互いに影響を及ぼしていることです。例えば工学分野で知能機械工学を専攻する場合、材料工学やプログラミングの知識は不可欠です。経済学やマネジメント学領域においてもゲーム理論や進化生物学、社会心理学など多様な専門分野を融合させた新たな社会科学の構築が求められています。本学が多彩な領域から目的や興味に合わせて柔軟に学ぶことができる学群・専攻制を採用している理由はここにあります。クォータ制学群・専攻制少人数教育全教室の半分以上がセミナー室、これもコミュニケーション重視の表れ。1・2年次から始まる少人数セミナーや実験は、教員と学生との緊密なコミュニケーションを重視した授業。教員1人に対し学生約10人で、課題やテーマを深く掘り下げていきます。教員と学生、あるいは学生同士が意見や疑問をぶつけ合いながらテーマの本質を探り、考える力やコミュニケーション力を養います。半数以上の教室がセミナー室という施設設計にも、少人数教育を重視する本学の姿勢が表れています。クォータ制の導入は日本初、オフィスアワーも開学時から導入…「日本にない大学」を創ろうとする志は、今も脈々と受け継がれています。Chapter人が育つ大学の教育システムKUTでは27年前からこれがスタンダード

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