京都教育大学 大学案内 2025
15/44

KYOTOUNIVERSITYOFEDUCATION 2025Question!小学校理科教材論理科教育総合演習その他、各専門実験など理学分野の専門科目主な履修科目初等理科教育中等理科教育物理学Ⅰ・Ⅱ活躍の場物理学基礎実験物理教育実験化学Ⅰ・Ⅱ小学校教諭・中学校教諭(理科)・高等学校教諭(理科) など化学基礎実験化学教育実験生物学Ⅰ・Ⅱ生物学基礎実験地学Ⅰ・Ⅱ地学基礎実験面白く学びの多い理科の授業をしたい 私は理科が好きで、おもしろい理科の授業ができる先生になりたいと思い理科領域専攻を志望しました。授業では理科の基本的な内容から発展的な内容まで幅広く学ぶことができ、専門性を高めることができます。また、現代に求められる理科の授業のあり方や実践方法について、模擬授業や指導案の作成、モデル授業を受けることなどにより体験的に学べる授業も多く設定されており、より実践的な力を身に付けることもできます。 専攻で学んだことを活かして、おもしろく学びの多い理科の授業ができる小学校の先生になりたいです。理科領域専攻 4回生東北学院高等学校 出身加藤 滉さん理科教育を学んで見えてくる視点とは?「考えること」とは知識と経験の積で表されることがポイントです。経験だけでも知識だけでも零となります。知識と経験のバランスに気づくと人も変わります。理科教育を学んで考える質を高めていきましょう。 理科領域専攻での学びの中で、「わからないこと」との出会いを大事にし、「わからない」状態を楽しむ姿勢を身につけてほしいと思います。「わからない」を見逃さずに面白がり、自由に考え、深く調べ、よく考察する。考察を他者に伝え、対話の中で深め、そうして得た結論を自ら疑ってみる、このような営みに親しむことは、学校での科学的探究はもちろん、皆さんが皆さんの将来を拓く上でも重要だと考えています。生物学・生物教育教授今井 健介※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。14自然を学び、探究し、児童・生徒とともに自らも学び続ける教員を養成する。 私たちの生きる現代は、かつてないほどの速さで変わりゆく時代です。これからの時代を生きるには、次々に生まれる新技術を理解して知識をアップデートし、創造的にさらなる新しいものを生み出す力が不可欠です。さらに、社会問題もグローバル化・複雑化するため、科学的な根拠をもって多面的に思考・判断し、他者と協働して解決する力、それを表現する力も重要です。 本専攻では、専門科目で物理・化学・生物・地学分野を体系的に学び、自然の事象に向き合い、実験・観察等により探究する活動を通じて、上記の能力の向上を目指します。理科教育の授業では、各分野での学びを教育現場に還元するために、探究のプロセスを実践的に学び、学びをデザインする力を養います。 これらを通じて、これからの時代の理科教育に貢献できる教員の養成を目指しています。理科領域専攻

元のページ  ../index.html#15

このブックを見る