京都教育大学 大学案内 2025
17/44

KYOTOUNIVERSITYOFEDUCATION 2025Question!主な履修科目初等家庭科教育中等家庭科教育食物学概論活躍の場衣生活概論生活経営論住居学小学校教諭・中学校教諭(家庭)・高等学校教諭(家庭) など保育学食生活実習衣生活実習住生活と環境生活情報処理食の大切さや楽しさを伝えたい 私が家庭領域専攻を志望したのは、高校時代に、陸上部で食生活の大切さに気付いたことがきっかけです。食生活の管理は、運動部に所属しているかどうかに関係なく、子どもから大人まで全ての人にとって大切なことだと感じるようになり、食や栄養について学びたいと思うようになりました。 食物学概論や調理科学実験実習を通じて、栄養や食文化に加え、作ることや食べることの楽しさも学んでいます。 私は、本専攻での学びを活かして、児童に食の大切さや楽しさを伝えることができる小学校の先生になりたいです。家庭領域専攻 3回生北海道札幌北高等学校 出身梅岡 あいさん家庭科を学ぶ醍醐味とは?自分の生活や、周囲の人の生活を考え直すきっかけを与えてくれます。よりよく生活を送れる知識や考え方を身につけることができます。 少子高齢化、デジタル化、国際化、地球環境問題といった社会環境の様々な変化の中で、家族の形態や、人々の生活も多様化してきています。家庭科では、それら社会の変化を見据えながら、一人ひとりが生活のゆたかさの実現に向かって、主体的に意思決定し、自立した生活者となる力と共生力を養うことが目指されています。大学での学びを通して、より良い生活を科学的に探究する力と、実践的指導力を高められることを期待しています。生活経営・保育学講師松本 歩子※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。16生涯にわたって健康かつ安全で快適な生活を営むために、生活の自立と共生の能力をはぐくむ教育を目指して。 小学校5・6年から、中学校、高等学校まで学ぶ家庭科は、衣食住などに関する実践的・体験的な活動を通して、男女が協力して、主体的に自らの生活を創造する力を養います。21世紀社会を築く生活者として必要な知識・技術や実践的な態度を身につけること、さらに持続可能な社会の構築に向けて、資源や環境に配慮したライフスタイルを確立できることを目標にしています。 本専攻では、小学校教員および中学校、高等学校の家庭科教員を目指して、被服学・食物学・住居学・生活経営学・保育学・生活工学分野において生き方や暮らし方、健康に関する専門的事項を学ぶとともに生活科学的観点からの思考力を修得します。さらに家庭科教育分野において教員としての実践力を身につけ、専門的知識を生かしてあらゆる生活課題に対応できる教員を養成します。家庭領域専攻

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る