京都教育大学 大学案内 2025
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KYOTOUNIVERSITYOFEDUCATION 2025講義科目 自分自身が運動やスポーツを楽しんでできることと、それらを人に教えたり、伝えたりできることの間には、とても大きな隔たりがあります。 本専攻では、体育・保健体育に関する理論・実技科目を基礎に、体育・保健体育科教育法、スポーツ指導論、体育実技・スポーツ指導実習といった科目群を履修しながら、学校教育における体育科・保健体育科教育に関する学びを深めていきます。 新しい時代の体育・保健体育の授業を創案し、展開できる能力を身につけることを目指して、将来の学校体育を牽引していける教員養成に取り組んでいます。体育の楽しさを子どもたちに伝えたい 私は幼いころから体を動かすことが大好きで、小、中、高、そして現在も体育・スポーツに関わり続けています。大学ではそれらに関する専門的な知識や技術を学び、体育やスポーツの楽しさを子どもたちに伝えるために体育領域専攻を志望しました。 本専攻の専門科目では、理論だけにとどまらず、模擬授業などを通して体育・スポーツを多角的に捉え、自ら考えることで、より実践的な学びを得ることができます。 大学での学びを活かし、体を動かすことの楽しさを伝えることはもちろん、保健の知識も活用して児童をサポートできる小学校の先生になりたいです。学校体育マネジメント論学校保健器械運動陸上競技水泳バレーボールバスケットボール武道ダンス体育実技指導実習実技・実習科目体育・スポーツに関する資格もとれますか?本専攻の学生は指定科目の履修と手続きを経ることで、日本スポーツ協会公認「スポーツコーチングリーダー」、「ジュニアスポーツ指導員」などのスポーツ指導に関する資格も取得できます。専門的な知識に加えて資格も有した教員を育てています。主な履修科目初等体育科教育中等保健体育科教育運動学活躍の場体育領域専攻 4回生京都府立福知山高等学校 出身佐藤 智樹さんバイオメカニクス体育原理スポーツ心理学小学校教諭・中学校教諭(保健体育)・高等学校教諭(保健体育) など運動やスポーツのほとんどは教育のために生み出されたわけではありません。それなのになぜ体育として教える必要があるのでしょうか。そしてそれが教えるべき対象や方法であるのであれば何をどのように教えたら良いのでしょうか。本専攻では、このような様々な問いに対して論理的、実践的に学ぶことになります。その学びの中でかけがえのない同志や経験を手に入れ、感性豊かな教員になっていただきたいと思います。体育科教育学講師岡田 雄樹Question!※教員や履修科目の詳細は、本学ホームページの「研究者情報」、「キャンパスライフ(教務情報)」をご覧ください。19理論・実技の各科目と指導方法に関する科目を履修し、自身の運動技能を基礎とした体育・保健体育授業での指導力を養成する。体育領域専攻

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