総合人間学部の特徴■ 総合人間学科総合人間学部は、たえまなく変化する現代社会における人間と文明と自然の新たな結びつきを見出すために、人文科学、社会科学、自然科学を横断する「人間の学」の創出をめざしています。本学部が求めるのは、この基本理念に共鳴し、次の4点の素養をもつ人です。❶ 「人間の学」の創出という挑戦に積極的に加わろうとする志をもつ人。❷ 人類が直面する様々な課題に向きあう進取の精神をもつ人。❸ 持続的で創造的な取り組みを支える教養を身につけたいと考える人。❹ 修得した知識・技術を活用する主体的な思考力・判断力・表現力を備え、他者と協働しながら学ぼうとする姿勢をもつ人。『京都大学所蔵近代教育掛図目録』: 外国語教育用掛図 「町」(京都大学吉田南総合図書館 所蔵)総合人間学部は、新たな「人間の学」の創出を主軸とする学部ですが、この学問的追究を通して、高い倫理性と幅広い視野から創造的かつ持続的に現代の諸問題と向き合い、多様な人々と協働しながらリーダーシップを発揮する人材を育成することを目的としています。多様な学問分野を網羅する教員陣のもとで、教養教育・基礎教育と専門教育を体系的に一体化したカリキュラムを提供します。受験生の皆さんは大学の授業に触れたことがないため、入学後専門とする学問について必ずしも深い理解をもっているとは限らないでしょう。そのため、受験学部の選択は受験生にとって大きな悩みの種かもしれません。しかしながら総合人間学部では、入学後選べる専門の幅は文理をまたいで本学他学部にはない広さに及んでいます。入試の際の〈文系・理系〉の別にもとらわれないで選択が可能です。入学後、広く各分野の授業を履修し、実際に学問に触れてから、じっくり専門を選べるのが、総合人間学部の大きな特徴です。総合人間学部が望む学生像総合人間学部が育成する人材文理を超越する多様な専攻の選択が可能14人間そのものと人間をとりまく世界を文理をこえて総体的にとらえ、常識にとらわれない柔軟な思考で新領域を切り拓くFaculty of Integrated Human Studies1122総合人間学部
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