京都大学法学部は、自由の学風の下、グローバルな視点から、法、政治、経済及び社会を多角的かつ総合的に捉え、多様な価値観や文化を尊重し、地球・自然環境に配慮しつつ、多元的な課題の解決に取り組み、人々が協働し共に生きる社会の実現のために指導的な役割を果たすことができる優れた能力及び資質と高い志を備えた人材を養成することを教育目標として掲げて、様々な専門科目を提供しています。基本法学法史学/法理論/外国法公法憲法/行政法/租税法/国際法民事刑法民事法/企業関係法/社会法/国際私法/刑事法政治学政策/行政/国際関係/比較政治/歴史/思想●法学部での学びと生活について、 『DISCOVER京大法学部』も是非ご覧ください https://law.kyoto-u.ac.jp/undergraduate/reason/●専門科目の詳細、担当教員によるメッセージはこちらです https://law.kyoto-u.ac.jp/kyoin/message/●入学式京都大学全体の入学式終了後、歴史ある法経第四教室で厳かな雰囲気による法学部だけの入学式も行われます。●始業・履修登録ガイダンスや先輩のアドバイスなどを参考にしながら、自分自身の“時間割”をつくります。●クラス分け8つあるクラス分けが発表されます。1年次で主に学ぶ教養科目や以降の専門科目はすべて選択制ですが、語学の授業はクラス単位で受講します。●前期試験夏休み前の7月・8月、京大生として初めての定期試験が行われます。●11月祭クラスやクラブ・サークルで出展(出店)します。仲間との一体感が生まれる場でもあります。●後期試験春休み前の1月・2月、後期試験が行われます。1年間の学びの成果が問われます。●新入生歓迎会後輩を迎え、アドバイスをする立場に。学業、クラブ・サークル、アルバイト、多忙だけれど充実した毎日を過ごします。●専門科目の履修1年次では少なかった専門科目が増え、憲法や民法、刑法などの法学基礎科目に取り組みながら、リーガルマインドを養います。●法学専門サークル法学部サークル連合(略称:法サ連)という法学・政治学に関するサークルに入部したり、課外で専門的な活動を行う学生も増えていきます。●演習(ゼミ)登録これまでの学びを通じて抱いた興味・関心に基づき、12月に3年次の演習(ゼミ)登録を行います。●将来設計登録したゼミをふくめ、今後の専攻分野や将来の進路について、自身の適性や可能性を探っていきます。法学部の創設当初から重要視され続けてきた演習(ゼミ)では、徹底した少人数制と周到な予習に基づき、活発な議論・討論に取り組みます。●法学領域 法社会学/日本法制史/西洋法制史/ローマ法/東洋法史/憲法/行政法/環境法/租税法/国際法/国際機構法/民法/商法/経済法/知的財産法/民事訴訟法/国際私法/国際取引法/労働法/社会保障法/刑法/刑事訴訟法/刑事学●政治学領域 政治原論/政治過程論/比較政治学/アメリカ政治/国際政治学/国際政治経済分析/政治史/日本政治外交史/政治思想史/行政学/公共政策●演習(ゼミ)法学部の創設当初から重要視されているゼミでの学びがスタート。授業時間に関わらず、議論・討論は尽きません。●海外留学視野を世界に広げることを目的に、交流協定を結ぶ海外諸大学への留学は、2・3年次が好機です。●進路選択この時期、インターンシップに取り組む学生も少なくありません。そうした経験に基づき、就職か法科大学院などへの進学か、進路を見定めるのもこの時期です。●進学準備法科大学院や公共政策大学院への進学を決めた学生は、試験準備を開始します。●就職活動準備就職を選ぶ学生は企業説明会への出席など、就職活動の準備を始めます。●進路活動法科大学院や公務員を志望する学生は各試験に向けた勉強に、一般企業を志望する学生は就職活動に、それぞれ懸命に励みます。●省庁まわり公務員試験を経て、国家公務員総合職の合格者は東京の各省庁を訪問し、志望意志を固めます。●法科大学院合格発表合格はゴールではなく、法曹へのスタート地点。あらためて気を引き締め直し、学び続ける姿勢を保ちます。●最後の期末試験大学院への進学、省庁への入庁、企業への就職、卒業後の雄飛に向けて、最後の期末試験で4年間の成果を示します。●卒業式充実した4年間を振り返りながら、仲間や恩師と今後の活躍、社会貢献を誓い合います。専門科目の紹介法体系の全体像と基本を捉え、新たな制度設計や社会実践につなげる京都大学 法学部の4年間281年次専門科目2年次3年次演習(ゼミ)4年次
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