京都大学案内 2025
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医師国家試験臨床実習入門コースマイコース・プログラム都大学医学部医学科は、このような分野ですぐれた医療人を育成することを目指しています。「医学研究者」には、新しい知を開拓するための情熱と、卓越した能力が必要です。京都大学には、国際的にも卓抜した研究業績を有する指導者が集まっており、研究開発のできる人材を育成する環境が整えられています。1年次2年次教養教育(全学共通科目)人文・社会科学科目群自然科学科目群外国語科目群情報学科目群健康・スポーツ科目群キャリア形成科目群統合科学科目群少人数教育科目群個性豊かな創造性の涵養を目指して京都大学医学部は、医療の第一線で活躍する優秀な臨床医、医療専門職とともに、次世代の医学を担う医学研究者、教育者の養成をその責務としています。京都大学医学部が育てるのは、単に既存の知識を応用して医療にあたるだけでなく、病気など医学事象の背後にあるものを見抜き、自分の頭で考え、新たな知を創出できる人間、また、広く社会と人間行動を理解し病める人の感情を洞察できる人間、社会全体の健康を目指し高い倫理観を持って行動する人間です。また、これを人類すべてに発信できる国際性豊かな人間を育てることも、我々の使命です。3年次4年次5年次専門科目基礎医学社会医学臨床医学臨床実習共用試験(CBT・OSCE)6年次共用試験(Post-CC OSCE)日本・世界をリードする医師・医学研究者の養成京都大学医学部医学科では、日本だけでなく世界をリードする医師や医学研究者を養成すべく、6年間のカリキュラムを通じて基礎から最先端まで医学全般を広範に学びます。基礎医学では、生命科学ならびに解剖学・生理学・病理学などを学びます。社会医学では、疫学、公衆衛生、環境、医療統計などを学びます。臨床医学では、内科学、外科学をはじめ小児科学、産婦人科学、精神医学、救急医学といったすべての臨床医学の分野について、基礎となる理論(講義)と実際の医療現場での活用(実習)を学びます。医学研究者を育む「MD-PhDコース」京都大学医学部医学科には、基礎医学研究者を育成するための道として「MD-PhDコース」が用意されており、早期に研究の機会を得ることができます。本コースには、4年次終了時点で学部を休学して大学院博士課程に進学、医学博士の学位を取得後、学部5年次に復学するコース(学部挿入型)と、学部を卒業後2年以内に大学院博士課程に進学、最短3年で医学博士の学位を取得するコース(卒後進学型)があります。ココに注目3933

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