京都大学案内 2025
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医学部人間健康科学科の特徴●未知へと挑戦する進取の気性に富む人 ●真理を追究する情熱を持ち、豊かな人間性と高い倫理観を備えている人 ● 優れた知識と技能及び思考力・判断力・表現力を持ち、自学自習のマインドをもつ人 ● 協調性に優れ、周囲の人間と良好なコミュニケーションをとることができる人 ● 将来、高度医療専門職、総合医療科学領域において、国内外の独創的な学術研究をリードする意欲のある人世界レベルの研究を牽引する研究者・教育者を養成するには、大学院の充実が不可欠です。各コースの専門性を重視した大学院教育の一層の充実とともに、各コースとも大学院への接続を意識した学部での講義や、卒業研究指導を行っています。さらに京都大学医学部附属病院、iPS細胞研究所などとの横断的な連携により、医療データサイエンス、iPS細胞再生医学などの新分野での研究教育を推進します。「先端看護科学コース」では2年次後期から基礎看護学や地域看護学などにより、健康観や看護観を形成するための基礎的な考え方や理論を学びます。あわせて基礎看護学技術演習や基礎看護学実習で看護援助の知識や方法論を習得すると同時に、看護の臨床を経験します。3年次では発達段階や予防期からエンド・オブ・ライフ期まで幅広い健康の段階、さらに多様な療養の場に応じたアセスメント等の専門知識、援助の方法論などを専門領域に分かれて学修します。4年次では在宅と地域を対象とする実習に取り組みます。あわせて志望する研究室に所属し、教員による個別指導を受けつつ卒業研究(統合看護)を進めます。左/臨床検査実習風景、中央上/3次元CT画像群から作成された腹部臓器の形状アトラス(半透明:平均形状、メッシュ:個人の形状)、右上/家族・発達支援研究室(発達障害領域の作業療法室)、右下/MR機器を用いたリハビリテーション評価・治療医学部人間健康科学科が望む学生像大学院への接続を強化した学部教育最先端の看護科学を修めた看護師・保健師の養成42探求心を原動力に医療専門職にふさわしいバランス感覚、「人の心と身体の健康を科学する」臨機応変に問題を解決する判断力と行動力を磨くFaculty of Medicine / School of Human Health Sciences医学部人間健康科学科1122

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