「先端リハビリテーション科学コース」 理学療法学講座では2年次後期に入門理学療法・作業療法などを学び、3年次前期から学ぶ専門科目の土台となる理学療法の基礎的な考え方や理論を養います。3年次後期からは臨床評価実習や臨床実習を行い、理学療法の現場を経験します。臨床実習終了後は発展臨床実習や卒業研究に取り組み、理学療法を先端科学の観点から捉え、臨床あるいは研究の場でリーダーシップを発揮できる理学療法士をめざします。作業療法学講座では2年次後期に入門理学療法・作業療法などを学び、3年次前期から学ぶ専門科目の土台となる健康観や作業療法学の基礎的な考え方や理論を養います。あわせて臨床評価実習と総合臨床実習を3年次後期から4年次前期の間に行い、作業療法の現場を経験します。総合臨床実習の終了後は先端作業療法学と卒業研究に取り組み、リハビリテーションを先端科学の観点から捉え、臨床あるいは研究の場でリーダーシップを発揮できる作業療法士をめざします。人間の健康を科学し実践する人を育む人間健康科学科は「健康について科学する」を教育の中心に定め、健康科学に関する幅広い知識をベースに、世界トップレベルの先端医療技術の研究・開発と、臨床フィールドでの実践において、世界を牽引しグローバルに活躍できる人を育成します。高度医療専門職リーダーの育成先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コース内の臨床検査プログラムでは、学部・大学院の接続を強化した教育により、高い研究能力と専門性を有した将来リーダーとなりうる高度医療専門職(看護師、助産師、保健師、理学療法士、作業療法士、臨床検査技師)を育成します。それぞれの専門職養成プログラムには定員があり、選抜が行われることがあります。先端科学の知見をもつ理学療法士・作業療法士の養成新たな医療ニーズに応えられる研究者の育成医学・医療に関わる基礎から先進的な医療技術を理解すると同時に、薬学、医工学、情報学など、周辺科学領域に係る高い専門性を身につけることで、先端医療技術の開発や近未来社会の医療ニーズに応えられる世界レベルの研究を牽引する研究者の育成をめざします。実力を高める科目構成と自由なコース選択一般入試で入学した学生は、入学後 1 年半は、「全学共通科目」で教養を育み、「専門基礎科目」で、医学・医療に関する共通の基礎教育を受けます。そして2年次後期から、各自の希望や適性に基づいて3つのコース (先端看護科学コース、先端リハビリテーション科学コース、総合医療科学コース)のいずれかに進み、各コースの「専門科目」で専門知識を学びます。これにより、ベースとなる医学・医療教育の拡充と、各専門性を見極めた選択が可能になります。*特色入試で入学した学生は、入学時に希望したコースに進みます。総合医療科学のリーダーとなる研究者・医療者の育成「総合医療科学コース」では、2年次後期からの総合基礎科目と総合専門科目の履修により、医学・医療の基礎知識に高度な専門知識を重ね、先端医療技術の開発や近未来の医療ニーズに対応できる能力を身につけます。4年次からは総合医療科学の各専門性に応じた基礎系医療科学、臨床系医療科学、理工系医療科学の各講座を構成する研究室に所属して、教員による個別指導を受けつつ卒業研究を進め、自ら見つけた課題を自ら解決する能力を養います。また、医学・医科学専攻、京都大学医学部附属病院、 iPS細胞研究所、医生物学研究所などに所属する協力講座を選択することも可能です。なお「総合医療科学コース」では所定の科目を選択して単位を修得することにより、臨床検査技師の国家試験受験資格が与えられます。ココに注目433344
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