農学部の特徴 専門知識の習得と広い視野の育成農学部は、高い倫理性を前提として、農学に関連する知識とそれに基づく能力、すなわち(1)人類が直面する課題への科学的解決法を構想する能力、(2)農林水産業及び食品・生命科学関連産業の発展に寄与する能力、(3)生命・食料・環境に関わる世界水準の研究を理解する能力を身につけた人材を育てることを目的としています。農学部では、6学科を設置し、本学の特徴である自由の学風を尊重しながら、 総合的にこれらの目的の達成に取り組んでいます。 人間は、地球上の動植物や微生物などさまざまな生物と共存し、それらを利用しています。生物の持続可能な利用のためには、生命の仕組みや生態系の動態についての広く深い理解が必要不可欠です。また、人間活動と自然の調和のためには、工学的な技術や社会科学からの分析も必要になります。そのため、農学部の学生には、各学科で求められる専門知識の基礎を習得しながら、幅広い視野をもつことが求められます。農学部では入学時に学ぶ学科が決まります。各学科のカリキュラムは、全学共通科目と専門科目で構成されています。 第1学年では、幅広い学識を養うことを目的として全学共通科目を中心に履修します。たとえば、自然科学、人文・社会科学、語学などの基礎教養科目に、保健・体育科目や英語で学ぶ科目などを加えて、自分の履修計画をつくります。農学部では、21世紀の重要課題である「生命・食料・環境」に関わるさまざまなかつ複合的な問題に、生物学、化学、物理学、社会科学などの多様な基礎知識をベースに、総合的な観点から立ち向かいます。本学部は、それぞれの分野に共通する基礎的科目を系統的に教育するとともに、学科ごとに異なる高度な専門教育を実施することにより、国際的な広い視野と高度な専門知識をもち、高い倫理性と強い責任感をもち、主体的に行動でき、コミュニケーション能力に長けた多様で優れた人材を養成することを目的としています。この観点から、各学科が対象とするさまざまな課題に果敢に挑戦する意欲をもち、応用力と適応力、ならびに、それぞれの専門教育に必要な学力を有する学生を求めています。農学部が望む学生像6学科体制学びを始める:第1年次54生命・食料・環境Faculty of Agriculture■資源生物科学科 ■地域環境工学科 ■森林科学科 ■応用生命科学科 ■食料・環境経済学科 ■食品生物科学科1122農学部
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