Introduction to Japanese History I~IIIntroduction to Japanese Literature and Languages I~IIIntroduction to Japanese Art and Visual Culture I~IIIntroduction to Japanese Religions and Philosophy I~IIAnalyzing International Scholarship on Japan I~II15国際コースの特徴としてはまず、1年次から基幹教育にプラスする形で、独自の課程(共創学部の1年生にも開講されるIntensiveEnglishの授業)を履修し、英語の運用能力を飛躍的に高めるということがあります(第2外国語も習得します)。国際コース以外の文学部生は、1年次に第1外国語、第2外国語を合わせて8単位修得することが必要ですが、国際コースの学生は14ページの図にあるように、第1外国語10単位、第2外国語4単位の合わせて14単位を修得することが要件で、1年次に外国語の能力を飛躍的に高めます。2年次以降も、英語・第2外国語の学習に続いて(あるいは並行して)、第3外国語を習得することができます。2年次からは国際コース以外の文学部生と同じく、哲学・歴史学・文学・人間科学の4つのコースの中の21の専門分野から、1つの専門分野を選んでその研究室に進学します。国際コースの大きな特徴としては、英語で行われる日本の歴史、美術と視覚文化、文学と言語、宗教と哲学、国際的な日本学の分析についての授業を選択必修科目として履修し、国際的な場で日本の文化を発信する能力を身につける、ということがあります。これは14ページの図の「国際コース共通科目」に含まれるもので、InternationalHumanitiesI~Xとして、次のような副題の授業が開講されています。これらは、国際的な場で日本の文化を発信する能力を身につけるという、国際コースの重要な目的に沿ったものです。これら以外にも、外国語でなされる授業や、外国語の文献等を対象とする授業の履修が推奨されます。留学も強く推奨され、旅費援助等のシステムも構築中です。また文学部の一般学生が1年間留学した場合、4年間での卒業は難しくなりますが、国際コース学生が留学すると、「国際コース共通科目」に含まれる「人文学課題探求演習I~II」として、期間に応じて留学それ自体に単位が与えられるので、4年間で卒業することも可能になります。また、専門性の高い教育を受けているため、留学先でも自分の学ぶ対象や活躍の場所をしっかりと定めることができます。カリキュラムや留学等について、いつでも相談できるような体制を構築しています。
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