九州大学 文学部 案内 2023
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朝鮮時代の文書作成マニュアル『儒胥必知』(研究室架蔵)「朝鮮八道全図」32これにこたえて本研究室では、国内外で刊行された研究資料を日本屈指の規模で架蔵しています。海外からの研究者の訪問や留学生も多く、研究室は国際的な交流の場となっています。教員・院生・学部生の各メンバーも、積極的に朝鮮半島やその他の関連地域におもむき、現地調査や学会参加、あるいは留学をつうじて、歴史の舞台に対する理解をふかめ、感性をみがいています。また研究室では、九州大学朝鮮学研究会を組織して学術誌『年報朝鮮學』を刊行しているほか、自主的な勉強会も活発におこなわれており、各自のニーズに応じた学習が可能です。その学問においては、史料を博捜し、これを精密に読解する堅実な文献実証を基礎にすえつつ、“書斎”から飛びだして現地の社会とふれあうことで、朝鮮半島に生きてきた人々の息吹が伝わってくる、“活きた歴史像”の構築をめざしています。朝鮮史学をこころざす皆さんも、ぜひ“行動派の本の虫”であってください。文学部/人文学科/歴史学コース大学院人文科学府/歴史空間論専攻/朝鮮史学専修日本で唯一の専門研究室!朝鮮学の新たな構築へ朝鮮半島にむきあう九州の地には、大陸と半島のヒトと文物がいきかい、文化遺産が蓄積しました。本研究室は、このヒトの交流と文化の蓄積の根底にある朝鮮の歴史・文化の探究をめざして、1974年の発足以来、研究・教育に大きな成果をあげてきました。近年、韓国・朝鮮への関心がたかまり、朝鮮半島をめぐる国際情勢も大きく動くなか、さらなる発展が期待されるところです。朝鮮史学研究室

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