春の一日旅行(英彦山)MORIHIRA Masahiko朝鮮史学講座/教授韓国での学生交流(全北大学校にて)ONO Yasuteru朝鮮史学講座/准教授33専 門:朝鮮中近世史、専門分野:朝鮮中近世の国際関係や政治社会を研究。具体的には、東アジア諸地域との外交、文化交流、陸海の交通、およびそのもとで展開した国家の史的特質について追究してきた。近年は韓国で社会問題となった内水面の環境をめぐるヒトとの関係史について、漁撈、舟運などの資源利用を軸に考察している。主要業績:『朝鮮の歴史―先史から現代』(共著、昭和堂、2008年)『モンゴル帝国の覇権と朝鮮半島』(山川出版社、2011年)『中近世の朝鮮半島と海域交流』(編著、汲古書院、2013年)『モンゴル覇権下の高麗―帝国秩序と王国の対応』(名古屋大学出版会、2013年)「朝鮮時代の洛東江上流における官営漁梁と資源をめぐる相克―礼安県の事例から」(『朝鮮学報』259、2022年)研究室URL ▲ https://www2.lit.kyushu-u.ac.jp/~his_kor/専 門:朝鮮近代史専門分野:植民地時代の朝鮮民族運動を研究。とくに、同時代の日本、中国、台湾の思想状況や運動との相互影響関係に着目しながら、朝鮮民族運動をグローバルな視点で描くことを目指してきた。それと並行して近年は、スポーツイベントや部活動を中心とする文化史、教育史研究も進めている。主要業績:『朝鮮独立運動と東アジア1910-1925』(思文閣出版、2013年)『帝国日本と朝鮮野球―憧憬とナショナリズムの隘路』(中央公論新社、2017年)『韓国「建国」の起源を探る―三・一独立運動とナショナリズムの変遷』(慶應義塾大学出版会、2021年)朝鮮半島の環境史森平 雅彦 小野 容照
元のページ ../index.html#34