ブックスキューブリック大井さんへのインタビュー調査熊本地震後の西原村へのフィールドワーク調査60社会学・地域福祉社会学は何を研究しているでしょうか。第1には、現代社会の様々な変化・変動の調査研究です。少子化、高齢化、メディア環境の激変、子どもをめぐるいじめや自殺の問題、青少年のニートやフリーター現象、格差社会やジェンダー問題…。現代社会には新しい社会問題や課題がたくさん現れています。こうした問題の原因や理由を、理論やモデルを使った方法、そしてさまざまなフィールドワーク(アンケート調査や意識調査のような量的な調査や、参与観察やインタビューなどの質的な調査など)の社会調査方法をもちいて調べています。第2には、こうした社会に関わり、社会を変えようとする人びとや集団、組織を調査研究しています。いわば社会の変化・変動の担い手たちを、同じくさまざまな社会調査の方法を用いて調査研究しています。第3に、人びとの活動が、具体的に社会のどこをどう変えていくのか、その社会の変化・変動の測定を理論的かつ科学的に行っています。このように、現代社会の変化・変動の最先端のさまざまな問題や課題を、理論的かつ実証的に調査研究しながら解明しようと取り組んでいるのが社会学・地域福祉社会学なのです。社会学・地域福祉社会学の学生は、社会学の理論、社会調査の理論や方法を学びながら、それを社会問題や地域の福祉課題へと応用していくことになります。そのため社会調査実習を通して実社会での調査研究の方法を学びます。これは将来、行政やマスコミ、教育や研究の分野へ進む上でも役立つ技能となることでしょう。文学部/人文学科/人間科学コース大学院人間環境学府/人間共生システム専攻社会的リアリティーとの遭遇!社会学・地域福祉社会学研究室
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