九州大学 経済学部 CAMPUS GUIDE 2023
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経済・経営学科経済統計財政システム金融システム国際金融[講義・ゼミ紹介]私の学部担当講義は、主に2年次生を対象とした『計量経済学Ⅰ』、『外国書講読(英語経済)』、『現代経済システム基本演習』の3つです。『計量経済学Ⅰ』の講義では、家計消費や国民所得といった様々な社会経済統計間の関係を数量的に分析するための基本的な手法について解説し、計量経済学の入門コースを提供しています。『外国書講読(英語経済)』、『現代経済システム基本演習』の講義では、それぞれ、経済システムと環境・資源管理の関係について論じた英語文献、日本語論文の内容についての発表を行い、英語文献の読解力、プレゼンテーション能力、ディスカッション能力を鍛えるだけでなく、地球温暖化問題、エネルギー問題、埋立処分場問題、廃棄物リサイクル問題、廃棄物輸送問題の核心ならびにその経済学的な処方箋について学習しています。[講義・ゼミ紹介]主な担当講義は、3・4年次生を対象とした「地域政策」です。とくに、都道府県や市町村といった地方自治体が担う地域政策(自治体地域政策)と、それを支える地方財政との関係について、「三割自治」という日本的特徴から三位一体改革や夕張市の財政破たんなどの動向までを網羅しつつ、現実や現場をつねに意識した上で理解できるようにしています。また、ゼミでは、自治体地域政策や地方財政に関する専門文献の輪読はもちろんのこと、それに加えてゼミ論文を作成し、学内外で報告の機会を設けています。これまで、北部九州港の港湾政策、博多の屋台を通じた地域活性化、および都市における単身高齢者問題の分析などをテーマとして取り上げ、現状分析や課題提示だけでなく、具体的な政策提言も行ってきました。みんなでともに学び、夢を語り合い、悩みを共有し、そして現実をより良い方向に変えていく。そんな高い志を持った、(私も含めた?)若人が集うゼミです。[講義・ゼミ紹介]主な担当講義は、3・4年次生を対象とした「金融システム」です。世界各国にて異なる形で形成されてきた金融システムは、金融グローバル化の進展や金融技術革新によって結び付きを強めています。その動きを見ることにより、現代における金融システムがどのように形成されてきたのかを学びます。その理解をもとに、現代経済におけるさまざまな事象・動向を金融システムの側面から考察します。ゼミでは、「グローバル化と金融」をテーマに、グローバル化する経済のなかにおける金融の役割について考察します。金融の理論を踏まえたうえで、現代において世界的に進んでいる事象(例えば、シェア経済やフィンテックなど)をもとに、その広がりと金融との関係を幅広い視点で見ていきます。各グループでの研究発表および全体討論を行い、研究成果をプレゼンテーション大会やインターゼミ等で発表します。また実際に企業の方をお呼びし、討論を行う機会も設けています。[講義・ゼミ紹介]1010KAGAWA Shigemi[研究テーマ]❶ 循環型社会経済システムの環境経済評価❷持続可能な消費行動分析❸ 国際貿易とエネルギー・環境の関係分析YATSUKI Shin-ichi[研究テーマ]❶ 地域ガバナンスと地方財政❷地域環境ガバナンス❸自治の質量と橋渡し組織MAEDA Shinichiro[研究テーマ]❶ アメリカの金融システム❷ リテール・ファイナンス❸ キャッシュレス決済の進展IWATA Kenji[研究テーマ]❶EUの金融・通貨統合❷ 国際通貨の多極化と国際通貨制度❸金融システムの国際比較 九州大学経済学部では、経済学の各分野の第一線で活躍する教授陣が、講義やゼミ(=少人数クラスの「演習」科目の略称)を担当しています。ここでは、各教員の専門分野と担当講義・ゼミについて紹介します。 各教員の研究内容や著書などについて、さらに詳しく知りたい皆さんは、「九州大学経済学部ホームページ」 *の「教員紹介」に是非アクセスしてみてください。また、それぞれの講義やゼミの目標や内容をより詳しく記した「シラバス」は上記ホームページの「授業日程・時間割・シラバス」から確認できます。併せて参照ください。* URL: https://www.econ.kyushu-u.ac.jp/世界経済の動きに興味がある人は、2年次生になったら基本科目「国際経済学」の講義を受講すれば、そうした動きを経済学的に分析するための基礎的な理論を身につけることができます。3-4年次生向けの「国際金融」講義では、国際通貨制度の歴史的発展、金融グローバル化と通貨危機、通貨統合の意義と課題、世界金融危機など、国際金融の歴史や最新のトピックについて、より深く学ぶことができます。ゼミでは「現代の国際金融」について幅広く研究を行っています。基本的なテキストを全員で講読した上で、チームに分かれて、欧・米・アジア(含日本)における様々な課題についてテーマを決め、研究を行います。その研究成果は、毎年秋に他大学との間で開催される「国際金融インターゼミナール」で発表し、議論を深めます。加河 茂美八木 信一前田 真一郎岩田 健治教員紹介

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