九州大学 キャンパス案内 芸術工学部 2023-2024
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18近年の社会においては、知的で豊かな生活が求められており、その達成にあっては機器具、空間、環境、情報等のあり方について新たな観点からの取組が不可欠です。また、この背景には、個と全体、多様化の中の調和と統一、開発と保全、不易流行等の複雑な関係網の中で解決策を求める社会的背景があります。産業界にあっても「環境ビジネス」、「ソフト産業」、「知的情報産業」、「感性産業」と言うべき新たな複合領域が形成される環境にあります。そのため、環境共生社会、高度情報通信社会へ寄与すべき科学・技術の知識や探求力を身につけるとともに、人間性を尊重し感性豊かな発想ができる極めて高次の設計の確立を目指し、専門分野のみならず、「文化・人間科学」、「計画・設計」、「科学・技術」の領域で協調し、芸術工学の高度な設計方法を開発し修得するための教育研究を行います。そして、芸術工学の目標である「技術の人間化」を達成するため、独創的研究を行い、かつ指導的役割を果たし得る総合的な設計能力を備えた人材の育成を目指しています。Department of DesigGraduateSchoolof D大学院芸術工学府芸術工学専攻

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