九州大学 キャンパス案内 芸術工学部 2023-2024
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Title隠れ里のイマをつなぐー限界集落と支えあう児童養護施設ー渡邉 雪乃2021年度 環境設計学科 4年TitlePatanto鹿嶋 洋邦2022年度 工業設計学科4年故郷の限界集落は四方を海と山に囲まれた地形のため、争いや差別から逃れた人々が隠れ住んだ場所でありました。この地域の祖先と虐待や不幸から逃れた子どもたちを重ね合わせ、富津の空き家を改装した児童養護施設を提案します。集落の居間を共有する習慣に倣い、施設の「居間」を子どもどうしさらに子どもと地域住民の共有空間とすることで限界集落の交流拠点となると共に、地域住民に見守られながら育つことのできる新たな形態の児童養護施設となります。折り紙の技術は、多岐の分野に渡って応用されています。また、子どもの遊びにおいて、屋内では屋外よりも全身を動かして遊ぶ機会は少ないと考えます。本研究では、子どもが自分の空間を様々に生み出すことができ、一つでも複数でも遊ぶことができる遊具「Patanto(パタント)」を提案しました。本提案では、主に空間を形成するときに全身で遊ぶことができ、形成したあとも自由に微細運動ができるデザインとなっています。32芸術工学部 学生の研究・作品紹介Student Works

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