九州大学 キャンパス案内 芸術工学部 2023-2024
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学生作品Title福岡地区水道企業団設立50周年記念ロゴマーク笠松 真弓 桐野 一海 於保 杏咲 高原 なつき2022年度 メディアデザインコース 3年TitleCicada Flute,(ribbit) ribbit ribbit鷲尾 拓海2021年度 音響設計学科 4年水は人と人を結びつけるもの、川からの贈り物であるという思いと、福岡県で使用される水の約三分の一を占める筑後川への感謝を込め、水引の梅結びをモチーフとし、5本の水引を水の流れと人々が手を取り合う様子に見立てました。また、ロゴの面積の約三分の一を赤色にしました。そして、50周年以後も使い続けることのできるデザインにすることを意識して、シンボルの部分と文字部分はあえて切り離して制作しました。〈Cicada Flute〉片方の節を抜き、意図的に表面に小さな穴を開けた竹の中にミンミンゼミを入れることで、虫籠としての性質を満たしつつ、その音響的な構造によりミンミンゼミの鳴き声を微小に変化させることを目指した創作楽器です。〈(ribbit) ribbit ribbit〉実際にはその場には存在しない3匹目のカエルの鳴き声によって、虫籠内に実在する2匹のカエルの鳴き声を誘発させることを目指した創作楽器です。イエアメガエルの鳴き声の反復性と同期現象に着目することにより、一種のトランス状態を生み出すことを目的としています。 食パン新聞は、「未来の新聞」をテーマに制作したものです。レーザーカッターを使い、レーザーを照射する強度や動く速度を調整しながら文字を刻んでいます。この食パン新聞を読んで、食べて、会話をする…。そんな朝食のひとときを思い浮かべながら制作しました。時代とともに、私たちの情報の受け取り方も日々変化しています。情報を「食べる」ことも、情報を受け取る「新しいかたち」のひとつになるかもしれません。Title33食パン新聞高木 美南 江藤 一弥2019年度 芸術情報設計学科 3年(未来構想デザインコースプロジェクトによる制作)

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