九州大学 キャンパス案内 芸術工学部 2023-2024
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株式会社ウルトラスタジオ 取締役東京藝術大学大学院美術研究科 建築専攻青木淳研究室 教育研究助手笹田 侑志パナソニック株式会社アプライアンス社 デザインセンターデザイナー / デザインストラテジスト迫 健太郎2013年 工業設計学科卒業2015年 デザインストラテジー専攻修了36「GENOME HOUSE」遺伝子レベルでくつろげる家「黄金比箱」東京ミッドタウンアワード2018 グランプリ(制作:広川楽馬 / 迫健太郎 /中塩屋祥平)建築を実践し学びつづける建築を構想し建てるということは誇大妄想と現実を繋いでいくプロセスです。大学では主に前者を育て、実務では後者とバランスさせます。そこでの■藤から具現化する過程で得られる高揚感が建築を実践し学び続ける原動力となっています。実際の設計では個別の与件にデザインで解を出すことに加えて、時代的な位置づけや国際的な潮流といった大局に目を向ける姿勢を大切にしています。その中でも特に「象徴的な形」を手掛かりとし、与件に導かれる必然性から飛躍できる建築の作り方を模索しています。未来の「あったらいいな」をデザインする仕事家電や住空間の新しいデザインやコンセプトを考える仕事をしています。GENOME HOUSEプロジェクトでは、空間デザインの新しい手法を世の中に提案しました。個人の遺伝子を解析して「その人の身体が潜在的に心地よいと感じる家電やインテリアの組み合わせ」をデザインする、世界初の取り組みです。芸工で学んだのは、プロダクトデザインに限らず空間設計や人間工学など、幅広い領域を統合してものごとを考える力です。ワクワクするアイデアを考えてカタチにできる、このおいしいスキル。次はぜひみなさんがゲットしてください。卒業生の活躍Alumni Activities

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