九州大学 経済学部 CAMPUS GUIDE 2024
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経済・経営学科1414人的資源管理経営管理管理会計企業会計KISHINO Saki[研究テーマ]❶人的資源管理論❷組織行動論❸ワーク・ライフ・バランスNAKAMOTO Ryuichi[研究テーマ]❶経営学❷組織論❸国際経営論MARUTA Okihiro[研究テーマ]❶アメーバ経営❷バランス・スコアカード❸原価企画OISHI Keiichi[研究テーマ]❶アメリカの会計規制❷会計規制の国際比較❸PFIの会計講義は2年次の基本科目「経営学」と3・4年次の専門科目「人的資源管理」を担当しています。「経営学」の講義では多くの皆さんが卒業後に所属することになる企業組織内の人々の相互作用の中で起こる現象を捉えるとともに、それぞれの現象に対してどのような管理がなされているのかを学びます。「人的資源管理」ではヒトという経営資源が企業組織のなかでどのように管理されているのか、また、ダイバーシティ・マネジメントやワーク・ライフ・バランスといった現代的なトピックスについても学びます。演習では人的資源管理論に加えて組織行動論といった隣接する学問分野の基礎を固め、グループ研究を通じて研究方法を学び、そして4年次には卒業論文の執筆に取り組んでいただきます。[講義・ゼミ紹介][講義・ゼミ紹介]講義は、主に、3・4年次向けの「経営管理」を担当しています。経営管理は、経営学の中の伝統的なテーマです。現代的には、マネジメントと呼ばれることが多く、それは周囲を巻き込んで目標に向けて動かしていくことです。マネジメントというと比較的新しい考えのように思われますが、実は、長い間、人類に寄り添っている思想であり方法です。ピラミッドや古墳を作る過程でも用いられていたはずです。講義ではマネジメントを組織論を中心にして学びます。演習では、経営学を中心にしつつ、幅広く学びます。マネジメントで直面する問題はしばしば領域を横断的です。経営学では、こうした問題を解くため、どんな理論、方法でも貪欲に取り入れている現状があるからです。演習の到達目標は、1.戦略や意思決定と結果の間にある因果関係を理解できるようになること、2.定性的、定量的な調査・分析ができるようになること、3.それらに基づいてエビデンスに基づいた主張ができるようになることです。[講義・ゼミ紹介]講義は「管理会計」を担当しています。民間企業や公務員への就職、公認会計士資格取得やビジネススクール進学など、将来みなさんがどのような進路に進むことになっても、会計学の知識はとても役に立ちます。不況に強い会社とそうでない会社の違いは? 儲かっている商品とそうでない商品を見分ける方法は? お客さんに喜んでもらうためにどこまで値下げできるか? 今月の予算と実績に差が出てしまった原因は?などの具体的な場面をイメージしながら、会社をうまく経営していくために必要な予算管理やコスト・マネジメントなどの知識を学びます。ゼミでは、管理会計、原価計算、および経営分析などを中心とした会計学をテーマにしています。学んだことを実践するために学園祭に出店して起業体験します。また力試しのために各種資格試験の計算問題に挑戦したり、身近な会社を対面やオンラインで訪問して実務のお話を聞き、レポートや卒業論文にまとめて発表会を開催したりしながら、会計学の基礎的な理論と実践的な知識を身に付けていきます。[講義・ゼミ紹介]私が担当している主な講義は「会計学Ⅱ」と「企業会計」です。2年次生向けの「会計学Ⅱ」では会計学の基本を学びます。3・4年次生向けの「企業会計」は会計学の応用編ですが、決算書の読み方、会計数値をもとにした財務分析、会計学の理論などを学習します。ゼミのテーマは「会計を使いこなす!」です。理論やルールの学習だけでなく、実際にプレーすることが大事なのです。具体的な題材は参加者が自主的に決定するというのが大石ゼミの原則で、実際の企業の財務諸表分析、経営戦略分析、企業価値評価など、これまで様々なことを行ってきました。こうしたゼミでの学習を通じて、企業会計と経営に関する理解を深めることができるだけでなく、プレゼンテーション&ディスカッションの力も身に付けることができます。また、公認会計士や税理士を目指す学生も多く、お互いに切磋琢磨しています。岸野 早希中本 龍市丸田 起大大石 桂一

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